阿知須駅周辺は海に親しめる。高齢者住宅は訪問介護やデイ併設で便利

2001年に開催された地方博覧会「山口きらら博」の最寄り駅で、駅前広場もきらら博の際に整備されたもの。駅から徒歩30分程の場所に広がる博覧会跡地には「山口きらら博記念公園」が出来ています。プールや多目的ドーム、サッカー・ラグビー場等がある大きな公園で、その北には山口県立きらら浜自然観察公園もあります。海を望むこのエリアは気持ちの良い場所です。
阿知須駅は1面2線のホームを有する地上駅で、宇部線の新山口方面行き上り列車と、宇部新川・居能・宇部方面行き下り列車が停車。発着本数は少なく、0~2本程度。1日の平均乗車人員は2000年度449人、2005年度367人、2010年度293人、2014年度310人となっており、徐々に減少しているのが分かります。
山口市阿知須地区の中心地にある駅で、周辺には住宅や商店等が集中。道の駅もあります。特に駅の西側を走る国道190号の沿線には、大型商業施設「サンパークあじす」や家電量販店等が出来たため賑やか。また、エリア内には阿知須共立病院等、病院もあるので体調を崩しやすい方も安心です。
最寄りのバス停は「阿知須駅」で、道の駅きらら「あじす」やサンパークあじす、秋穂漁港入等を巡る防長交通の路線バスが止まります。ちなみに南隣の「岐波駅」までは2.5kmと距離が開きますが、北隣の「岩倉駅」は1.4kmと近いのが特徴。両駅の間に住む方は駅が利用しやすいと思います。
駅エリアには高齢者住宅やグループホームといったシニア向けの住まいも出来ました。高齢者住宅は入居時の費用0円・月額利用料10万円前後。食事や排泄の介助といった介護サポートは別料金ですが、自由度が高く、気軽に外出が出来るのが魅力です。食事は希望すれば3食用意してもらえますので、悠々自適に暮らせるでしょう。訪問看護・介護やデイサービスも併設されており、利用の相談も気軽に出来ます。
阿知須駅エリアは自然も豊かな場所。特にきらら浜が綺麗ですから、海好きにはお薦めのエリアです。「そろそろ食事の用意も辛いし、介護施設に入居せざるを得ないかな…」という方は、阿知須駅エリアにあるシニア向けの住まいもご検討ください。商業施設があるおかげで、ご家族等も差し入れ等の買物がしやすいでしょう。