天童温泉や天童公園などを、簡単にご利用できます
1993年に、旧建設省(現在の、国土交通省の前身)が主催する「都市景観大賞」を授与したことで知られる、天童駅。実はこの章を授与したときは、駅舎が改修された約1年後でした。天童駅は前世紀がはじまると童子に創設されており、歴史の長い駅だったため老朽化が進んでいました。したがって、駅全体のリニューアル事業が高く評価されたことになります。
天童駅は現在、住宅が密集するエリアの一角にあります。駅の西口はまだ新しい建物が目立つ地区で、少し前は田園地帯でした。実際に今でも、駅からまっすぐ西進していただくとじきに農地が広がる一帯をご覧になれます。
その一方駅の東側は、新しい住宅に混じってまだ古くから残る町並みが多めに残っています。天童駅は市役所の最寄り駅で、付近にはそのほかにも公共の施設が数種類存在します。また、天童温泉が湧き出している場所や天童公園・舞鶴公園に近いです。
天童駅の周囲で目立つ幹線道路といえば、東北中央自動車道の名前が速やかに思い出されます。駅前にてご利用可能な路線バスは、山交バスまたは市営のコミュニティバスのどちらかとなります。
天童駅は、JRの山形線および山形新幹線が接続する駅です。山形線の管内では、10キロほど離れた羽前千歳駅が最寄りのお乗り換え場所です。この駅では、仙山線へのお乗り継ぎができます。その隣にある北山形駅の場合は、フルーツライン左沢線をご利用可能です。山形新幹線の管内では、3区間離れた赤湯駅で山形鉄道のフラワー長井線をご利用できます。
平成に入ってからの天童駅の利用率は、今から約20年前にピークに達しました。当時の1日平均の乗客数は連続して2000人を超えていました。その後はゆっくりと減少がはじまります。最後に1800人を上回ったのは2007年。その8年後になると1600人を切りました。
天童駅を起点にして介護施設をお探しになる場合は、駅から6~7キロくらいの範囲を目安にしてはいかがでしょうか。もっとも、駅から遠ざからないと施設の発見が難しいというわけではありません。あえて補足するなら、2キロを過ぎたあたりからのほうが見つかりやすくなるでしょう。
施設の種別に関しては、グループホームが中心的になります。その他のタイプにご関心をお持ちの場合でしたら、サービス付き高齢者向け住宅がおすすめです(介護付き有料老人ホーム・住宅方有料老人ホームなどは、若干数であればあまり時間をかけていただかなくても発見は可能でしょう)。














