砂越駅周辺は自然豊か。サービス付き高齢者住宅は医療サポートあり

砂越駅には羽越本線の快速は通過し、普通列車のみが止まります。駅舎と跨線橋で繋がる1面2線のホームには羽越本線の余目・鶴岡・村上行きの上り列車と、酒田・羽後本荘・秋田方面行きの下り列車が停車。陸羽西線の古口・新庄方面行き上り列車も止まります。
どちらの線も本数が少なく、1時間に1本程度。特に陸羽西線は1時間に1本も無い状態ですので、事前の時刻確認は必要です。1日の平均乗車人員は198人(2012年調査結果)。
駅周辺には酒田市役所の平田総合支所(旧:平田町役場)や郵便局などの主要施設、スーパーやコンビニといった商店が点在しており、更には諏訪神社など昔ながらの神社もあり、駅の東方には自然歴史公園なども。国道345号線などの車道も整備されています。
最寄りのバス停は「砂越駅前」停留所で、平田総合支所や庄交バスターミナル、飛鳥神社などに止まる庄内交通バスと庄内交通観光バス・ハイヤーが停車。酒田市の福祉乗合バスも止まり、日本海総合病院や酒田医療センターなどに行けるようになっています。
砂越駅エリアにはサービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームも。完全個室な上、24時間体制でスタッフが常駐しているのが魅力。両方とも料金は安めで入居時の費用0円・月額利用料15万円未満。中には10万円未満の施設もありますので、是非見学に行ってみて頂きたいです。
場所によっては病院が母体となっているおかげで医療サポートが充実している所も。特に持病のある方はどれくらいの看護が受けられるのかを事前に聞いておくと安心でしょう。
砂越駅周辺は広々とした田園が広がり、駅の南側には有名な「最上川」が流れています。ブランド豚「平牧三元豚」の生産牧場である平田牧場もあり、自然に溢れた土地です。砂越駅エリアは伸びやかな雰囲気のある場所。シニア世代にもおすすめです。
また、砂越駅から南に2駅先の余目駅まで行けば、羽越本線の特急「いなほ」と臨時快速「きらきらうえつ」が停車し、陸羽西線の快速「最上川」にも乗れます。陸羽西線は余目駅から新庄市の新庄駅までは「奥の細道最上川ライン」という愛称で呼ばれており、川沿いを通る区間では最上川の美しい眺めを車窓から楽しむことが出来ますので、たまには遠出も素敵だと思います。