寒河江十景のような美しい景勝地がいっぱいの都市

山形県の中央部分からやや東寄りに位置する、寒河江市。
天童市や村山市をはじめ、数多くの自治体に取り囲まれています。
市内は北側を中心に半分以上の土地が山地や高地です。
南端は平地のため、市街地は南側に多いです。
山形県は、全国的にサクランボの名産地として知られています。
その名声の確立に大きく貢献してきたのが寒河江市です。
市内で生産されるサクランボの量は、今なお県内の三番手に入っているほど。
そのほか、バラや菊といった花の生産でも定評があります。
寒河江市では観光業もさかんです。
2002年に、市内の観光名所を10ヵ所選んで、寒河江十景として発表したことは大きな反響を呼びました。
老若男女を問わず人気があるのは、チェリーランドのようなサクランボの販売や食事を主業とする施設でしょう。
最近は、イチゴやブルーベリーといった異なる果物の収穫を体験していただける施設も増えています。
寒河江公園や二の堰親水公園、最上川ふるさと総合公園のような広々とした公園が多い点も、寒河江市の大きな特徴でしょう。
最上川ふるさと総合公園の近所には、寒河江温泉があります。
足湯や旅館などが立ち並ぶ温泉郷です。
寒河江市は歴史的な建造物が多く残っている都市です。
慈恩寺は、2014年の秋に国から史跡の指定を受けたばかり。
大量の重要文化財を安置しています。
寒河江八幡宮や平塩熊野神社、澄江寺や法泉寺なども知名度が高い寺社仏閣です。
寒河江市で列車にお乗りになりたくなったときは、JRの左沢線をお使いになるとよいでしょう。
山形駅まで移動していただくと、奥羽本線や山形新幹線などへのお乗り換えが可能です。
路線バスについては、山交バスのサービスのほか隣接する天童市が運営するコミュニティバスをご利用できます。
幹線道路については、山形自動車道にお乗り入れできる中継地点が市内に2ヵ所設置されています。
寒河江市の人口は、今世紀初めまでゆっくりと増加していました。
10数年前から減少に転じていますがまだその勢いは急ではありません。
2023年の調査では、40,086人という結果が出ています。
同年の高齢化率は、32.2%でした。
現在の寒河江市で介護施設をお探しになるなら、グループホーム・特別養護老人ホームがよく見つかるでしょう。
また介護老人保健施設やサービス付き高齢者向け住宅へのご入居も可能です。
体調にご不安がおありでしたら、寒河江市立病院などでご相談になるとよいでしょう。