南富山駅は列車電車利用可。サービス付き高齢者向け住宅は夫婦入居可

南富山駅は、富山県富山市の大町に位置する富山地方鉄道の駅。富山地方鉄道の「不二越線」「上滝線」そして富山市内軌道線が乗り入れる駅です。駅の西側に富山市内軌道線の停留所が隣接しており、電停の正式名称は「南富山駅前駅」となっています。
1914年(大正3年)富山軽便鉄道の「堀川新駅」として開業しました。1915年、富山電気軌道の「堀川新駅前駅」も開業。その後、鉄道会社の移管等が繰り返され、1943年堀川新駅を「南富山駅」に、そして堀川新駅前駅を「南富山駅前駅」に変更。現在に至ります。駅舎も改築を重ね、手すりやスロープといったバリアフリー設備も徐々に充実してきています。
南富山駅は不二越線の終点であり上滝線の起点の駅。1面2線のホームには不二越線の稲荷町・電鉄富山方面行き列車と、上滝線の上滝・岩峅寺方面行き列車が停車。本数は少なく、2線とも1時間に1~2本程度です。1日の平均乗車人員は630人。(富山市統計書2014年度調査結果)
一方、富山市内軌道線は2面2線のホームで、富山駅前・県庁前・大学前方面行きの電車が停車します。本数は非常に多く、1時間に12本程発着。運行時間も朝の5時から深夜23時までと長くて便利です。
最寄りのバス停は「南富山駅前」停留所。国立高専前行きや、富山国際大学行き、福沢行きなどが止まります。朝のみといった限定運行も多く、1時間に1本程度ですから、時刻表の事前チェックは必要でしょう。
駅前には商店の並ぶ昔ながらの商店街も。駅周辺は基本的に住宅地です。事務用品店や学校等があります。駅の東側を県道43号と188号が走行。富山市内軌道線の「大町駅」が北西300m程の距離なので、沿線は電車に気軽に乗れます。
サービス付高齢者向け住宅の中には、入居時の費用が10万円台から20万円台・月額利用料(食費込)は10万円台といった金額で、夫婦入居も可能な住宅も。また、入居時の費用及び月額利用料が食費込で10万円以下という格安な住宅もあります。完全個室で部屋によってはトイレやキッチン、風呂付きです。
南富山駅は列車と電車が利用できる利便性の高い場所。移動がスムーズにできるので、駅周辺のシニア向けの住まいに入居すれば、家族様方も面会に来やすいです。一度、周辺の施設を見学してみていただきたいです。