伝統工芸で人気な高岡駅!有名なアニメにかかわる観光スポットも

高岡市は富山県の北西部に位置し、2005年に旧高岡氏と旧福岡町が合併して現在の市域が誕生しました。
市内の西部は山間地域、北東は富山湾が広がり、市の東部は庄川と小矢部川によって作られた扇状地が形成されています。
市の北側にある「雨晴海岸」は日本の渚百選に選ばれた場所で、晴れた日には雄大な「立山連峰」の姿を見られる観光スポットです。
鉄道交通の面では2015年に北陸新幹線が開通したことで、東京方面へのアクセスが格段に向上。
また、道路交通では東海北陸自動車道、能越自動車道が整備されたことで、混雑を避けて市内外への移動が可能となりました。
さらに市内にある「伏木富山港(ふしきとやまこう)」が総合的拠点港に選ばれたことで、環日本海地域における交流拠点都市としてさらなる発展が期待されています。
産業面では「高岡銅器」や「高岡漆器」が、江戸時代から続く伝統工芸として有名です。
近年ではデザイン性の高い、若者向けのクラフト商品も開発・発表され人気を集めています。
また、市内にはアルミや科学、紙、パルプ、薬品などの工場も多く立地しており、富山県内有数の工業地域としても知られています。
高岡駅は「あいの風とやま鉄道」や城端線、氷見線が乗り入れている駅です。
路面電車である高岡軌道線の始発駅でもあり、市内を移動する際に利用されています。
なお、北陸新幹線は高岡駅ではなく新高岡駅に停車するので、新幹線を利用して高岡市に来る際は注意しましょう。
駅周辺は商業施設が集積し、特に駅の北側は商店街が形成され、多くの飲食店・小売店が軒を連ねています。
高岡市は漫画家の藤子不二雄の出身地でもあることから、「ドラえもんポスト」や「ドラえもんの散歩道」など、ゆかりの観光スポットが多いです。
また、新たに建設された「ウイングウイング高岡」は飲食店や小売店、市の中央図書館などが入り、多くの市民に利用されています。