23区とな異なる豊かな自然の中でアクティブな暮らしを実現できる

東京23区の約30km西。
江戸時代までは小さな村落でしたが、明治に入って鉄道ターミナルの誘致活動に成功すると、立川駅を中心とした活気あふれる商業都市となる一方で、都心のベッドタウンとしても発展を遂げてきました。
立川市の総人口は、2023年には18万5,483人でした。
年々増え続けていますが、40歳未満は8万人を下回るなど減少傾向であるのに対し、65歳以上の高齢者人口は増加傾向にあり、約4万5,940人で高齢化率は24.8%となっています。
さらに詳しく見てみると、65歳~74歳の前期高齢者の割合は横ばいであるのに対し、75歳以上の後期高齢者の割合が増加し続けているという特徴があります。
そんな状況下でありながら、立川市は老人ホームが非常に少ないというのが実情です。
特に特別養護老人ホームでは随時、入居待機者が列をなしているような状況で、市としてもその整備が急務としています。
立川市は財政力指数や地方交付税依存度からも財政事情は非常に良好なのですから、事業者への助成など、介護保険事業への注力が期待されるところです。
有料老人ホームの数も決して多くはありません。
その数少ない中には、医療事務・介護関連の大手『ニチイ』のグループ企業が展開する介護付有料老人ホームがあり、終末期対応可など充実した看護体制が敷かれています。
看護や医療のケアが必要な高齢者の方は、入居を考えてみてはいかがでしょうか。
一方で、入居一時金や月額利用料が低額な高齢者住宅も。
クリニックに併設される形になっており、医療・看護ケアの体制は万全で、体調面に不安のある高齢者の方でも安心して生活できる環境が整っています。
立川市の高齢者福祉計画では、“生きがいの持てるまちづくり”を目標としており、高齢者が積極的に社会や地域に参加できるような支援体制が整えられています。
老人クラブ活動やボランティア活動を支援することで社会参加の場を拡充したり、シルバー人材センターや高齢者就労生きがい支援センターを活用することで高齢者の就労を支援したりするなど、来るべき超高齢社会に向けての整備が進められています。
また、スポーツを振興することでの生涯学習の推進も行われています。
特に立川市は、高齢者でも無理なく楽しめると評判のミニテニスというスポーツ発祥の地であり、体育館のバドミントンコートをアレンジして使うなど、市内に広く普及しています。
また、市内にある昭和記念公園では自転車やボートのレンタルができる他、ディスクゴルフなどのスポーツも楽しめます。
23区とは異なり豊かな自然も残された地域となっているので、アクティブな老後を送りたいと考えているような高齢者の方は、立川市の老人ホームへの入居を考えてみてはいかがでしょうか。