吉野梅郷の梅祭りが、地域で最大のイベントでした

2015年に開業120周年となる節目の日を迎えた日向和田駅。長い間ログハウスを模した駅舎が使用されてきましたが、2009年に駅舎の改修工事が行われ、翌年の1月から新しい駅舎が供用されています。
日向和田駅は多摩川の岸部に沿って建てられています。駅の北側は深い山地ですが、駅の西側から南側にかけて伸びている住宅地には市役所の出張所をはじめ、公営の施設が数種類集まっています。
多摩川の対岸には関東でも屈指の梅の名所として名高い吉野梅郷がありますが、ウイルスに感染した樹木が発見されたため、2014年にすべての梅の伐採が実施されました。現在は梅の再生を目的とするNPO法人が発足して、1日も早い梅郷の再開に向けて奮闘中。伐採後の園内では、これまでとは趣向を変えながらイベントを随時開催しています。
日向和田駅の近辺で幹線道路をお探しになる場合は、国道411号線が使いやすいでしょう。JR青梅線に所属する日向和田駅。「青梅ライナー」がは停車しませんが、2区間先にある青梅駅でお待ちいただけば、お乗り換えは簡単に終わります。
青梅駅から7区間お進みになると拝島駅に到着し、拝島駅では五日市線・八高線、また西部拝島線へのお乗り換えが可能。反対方面では、7区間先に御嶽駅があり、御岳登山鉄道のケーブルカーへのお乗り換えが実現します。
20数年前からあまり変化していない日向和田駅の利用率。1日平均の乗客数を計算しますと、1990年代半ばからしばらくの間1,000人以上を記録していたことがはっきりとします。今世紀に入ってからは1,000人を下回る年がほとんどでしたが、2013年は久しぶりに1,000人を超えています。
日向和田駅の所在地は北と南を深山に挟まれた細長い平地のため、駅の近くで介護施設を探す場合は、駅からの方角や距離に注意深くなる必要があります。最初のうちは、駅から2kmくらいの範囲を見ていただき、いずれはもっと遠距離にある施設にも目を向けると選択肢が増えます。
施設の種別に関しては、住宅型有料老人ホームをはじめ介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅などを見つけられる機会があります。入居一時金が発生しない施設もありますので、初期費用を抑えたい方にはおすすめのエリアです。