薬用植物園に手軽に行ける点は思いのほか好評です
駅を出るとすぐに、「東大和スケートセンター」や「東大和グランドボウル」といったレジャー・スポーツ関連の施設が林立している東大和市駅。これらは「BIGBOX東大和」という総合的なアミューズメント施設の管轄下にあります。東大和市駅は、市内では小平市との境界線に近い南端に位置するものの、市内で見るなら重要なエリアであることに疑いの余地はありません。駅前にはさまざまな商業施設が集中しているほか、駅のすぐ近くから大規模な商店街が延びています。公共の施設や金融機関の支店なども大部分は簡単に見つけられるように整備されています。このほか、東大和市駅を最寄り駅とするときに得られるメリットに「都立薬用植物園に近い」というポイントがあります。この植物園では、鑑賞する価値が高い草花や樹木がたくさん育てられていますが、中でもケシの花にお目にかかれることは称賛に値します。アヘンなどの材料になり得るケシは、国内では許可を取り付けないと栽培できませんから、その美しさを目の当たりにできるのはここくらいのものでしょう。東大和市駅は、バスロータリーの大きさは申し分ありません。大部分の路線バスは西武バスによって運行されていますが、都営バスや西日本JRバスなどが関与する路線がその中に混ざっています。東大和市駅は、西武拝島線に属する駅です。管内では中間に近い位置にありますが、両隣に乗り換え可能な駅があります。小川駅では国分寺線に、玉川上水駅では多摩都市モノレール線に乗り移れます。よく使われるのは、新宿線と接続している小平駅か、JRの各線(八高線・五日市線・青梅線)と接続している拝島駅でしょう。東大和市駅の利用率は、1990年代後半から2000年代にかけてやや下がっていました。2000年代半ばから若干回復していますが、横ばいと呼んでも差し支えない程度です。昨今の1日ごとの乗降客数は、2万3,000~2万6,000人程度を記録しています。東大和市駅の近くで介護施設を探すときは、駅から数百メートルの便利な場所で施設が見つかっても糠喜びは禁物です。これらの施設は定員に達している可能性が高いからです。ただし駅から1キロくらいの場所までくれば、そのリスクを避けられるチャンスは増えます。最初のうちは、1~2キロ離れたあたりをしっかりと探すようにすることがポイント。介護付き有料老人ホームないしサービス付き高齢者向け住宅が、その範囲で熱心にサービスに打ち込んでいます。
































