4月初めに、見ごたえたっぷりの桜の花を愛でることができます
2010年代に入ってから、駅構内のバリアフリー工事が半年かけて実行された武蔵大和駅。エレベーターや多機能トイレなどが新たに増設され、身体障害者や高齢者にとって優しい駅に変貌しています。武蔵大和駅は、多摩湖に近接した駅です。駅の北西方面は、湖・ダムおよびその周辺全体を含めた都立狭山自然公園で占められています。年間を通して、マイペースでの散策に適した場所ですが、春になると数種類におよぶ桜が次々と開花するため、非常におすすめです。都内では有名な桜の名所のひとつです。駅の南側や東側については、平凡な宅地がどこまでも並ぶ光景がいっぱいです。幹線道路については、都道128号線・253号線に近いです。駅を降りてからバスに乗りたくなったときは、2ヶ所に分かれた乗り場のどちらかで待つことになります。路線バスを運行しているのは西武バスグループと市営のコミュニティバスです。武蔵大和駅は、西武多摩湖線の管内にある駅です。管内では急行列車の停車駅に含まれています。隣接する西武遊園地駅は終着駅ですが、山口線への乗り換え場所として有名です。反対方向に進むときは、2区間先に登場する萩山駅が最寄りの乗り換え場所。萩山駅では拝島線に乗り継ぎできます(とはいえ、直通運転が実施されていますから、一時下車する必要があるとは限りません)。萩山駅の向こうにある青梅街道駅では、JRの武蔵野線に、発着駅である国分寺駅では国分寺線およびJRの中央線に乗り換えできます。武蔵大和駅の利用率は、平成の初期にピークを迎えています。当時(1995年まで)は、1日あたりの乗降客数が8000人を超えていました。その後は減少が続き、2002年になると7500人を割りました。その後は、不規則に上下を繰り返しています。2000年代半ばに、数年ほど回復が続いた時期があったほか、現在もちょっとした回復傾向が伝えられています。武蔵大和駅の周辺で介護施設を探すときは、最初のうちは近距離圏ばかりをチェックするだけでもいっこうにかまいません。しかし施設数が多いわけではないため、しばらくしたら探す範囲を拡大していく必要があるでしょう。運が良いときなら、駅から2キロ以内の範囲で数軒程度入居可能な施設を目にすることができるはずです。施設の区分については、サービス付き高齢者向け住宅や介護付き有料老人ホームなどに遭遇する機会があります。料金設定に関しては、施設ごとの差が大きいため高額の施設と低額の施設ともに共存しています。








