駅のほぼ目の前に、終の棲家を持てるチャンスがあります

片倉駅の周囲は平凡な市街地ですが、上述した片倉城跡公園をはじめ、公園がそこそこ多いという利点があります。そのほか、駅の南側を中心に寺社仏閣などが保存されています。住宅がずらりと立ち並ぶ区画がたくさんあるかたわら、開放感にあふれた区画が点在しており、いったん慣れるといつまでも居心地よく暮らせそうな雰囲気です。
片倉駅は、国道16号線や都道173号線の付近に所在する駅です。バス乗り場は駅の周囲にはありませんが、徒歩数分で行ける位置にあります。路線の本数は少な目ですが、西東京バスおよび神奈川中央交通がサービスを供給しています。
片倉駅は、JRの横浜線に所属する駅です。終着駅である八王子駅の手前に所在するため、隣駅でいったん下車する乗客は少なくありません。八王子駅ではJRの中央線・八高線のほか京王本線への乗り換えが考えられます。
上り方面については、3区間先にある橋本駅で乗り継ぎするチャンスが発生します。橋本駅は、相模線および京王相模原線と接続しています。その先では、20キロ近く離れている町田駅が目立つでしょうか。この駅では、小田急小田原線への乗り換えが実現します。
片倉駅の利用率は、1990年代の半ばにピークを迎えた形跡があります。当時は、1日平均の乗客数は6000人を毎年上回っていました。今世紀に入る直前に6000人を割るようになり、2003年には5500人以下に減ります。その後は、微増に転じる年がたまに確認されています。しかし昨今は、5000人以下にいつ落ち込んでも不思議ではない状況といえます。
片倉駅の周囲は、介護施設が豊富につくられているエリアではありません。しかし最近、駅から至近距離の土地を確保して、施設のオープンに成功した例が若干数確認されています(それらを除くと、かなり駅から離れたところまで目を向けないといけないのですが)。
施設の区分については、介護付き有料老人ホームまたはサービス付き高齢者向け住宅に注目すると、おそらくチェック作業がうまく進むようになります。料金体系に関しては、変動制を採用しているところが多いですが、まとまった金額が必要なケースと、初期費用が少なくて済むケースの両方がありえます。