しっかりした介護付き有料老人ホームを求める向きには適した場所

中神駅から外に出るとすぐに目にとまるのは、駅ビルおよび駅前の商店街のにぎやかさでしょう。このほかに人目を惹き付ける施設に、多摩川ふれあい水族館があります。もっともこの設備は東京都下水道局の管理下にあります。上流水再生センターが所有する水槽の中に、元気な淡水魚が遊泳する姿を鑑賞できます。この水道局が持つ浄水技術の素晴らしさを目の当たりにできる点がポイントでしょう。こうした趣向は世界的にも珍しいとしばしば喧伝されています。
中神駅の近くにある幹線道路といえば、おそらくは都道59号線でしょう。駅の北口・南口にはバス乗り場が置かれていますが、民間の事業者は中神駅前に入り込んでいません。どちらの乗り場にも、市営のコミュニティバスが停車します。
中神駅は、JRの青梅線の管内にある駅です。中神駅は発着駅である立川駅に近い位置にあるため、この駅を経由する通勤客・通学客は毎日膨大な人数に上ります。立川駅では、中央線と南武線、それから多摩都市モノレール線に接続しています。反対方向に視線を移すと、2区間先に拝島駅が待ち受けています。拝島駅では八高線および五日市線への乗り継ぎができる上に、西武拝島線の利用も容易に実施できます。
中神駅の利用率は過去10数年を通じて(遅々としてはいますが)上がっています。1日平均の乗客数の推移をみると、1990年代には連続して減少していた時期もあったことがわかります。しかし世紀が移り変わる時期から上昇し、2003年に9500人を超えました。1万人に到達したのは2007年のこと。1万500人を超えたのは2013年のことでした。
中神駅の周辺で介護施設を探すと、1~3キロ圏内にわりとかたまっているという特徴があることがじきにわかるでしょう。現在入居しやすい施設の半分以上は介護付き有料老人ホームだとしばしばいわれていますが、住宅型有料老人ホームないしサービス付き高齢者向け住宅を見つけられるチャンスもあります。
平均的な入居費用は安上がりだとはいえないのですが、安い施設を希望する場合は時間をかけて探すことが第一です。焦らずに取り組めば、入居一時金と月額使用料の合計額が20万円以内に収まるところを見つけられる可能性が出てくるでしょう。