近くに「グリムの森」「グリムの館」があります

もっとも、石橋駅の利用率が特に低いというわけではありません。どちらかといえば、今世紀に入ってからの10数年間は安定した需要を獲得していることが、諸々のデータからうかがえます。1日あたりの乗客数は、4800~5000人の間で推移することが慣例化していましたが、2010年代に入ったあたりからややその水準を下回る年が続けて記録されています。
石橋駅は、東口と西口でかなり対照的な光景が広がっています。人口が集中しているのはもっぱら駅の西側で、主要な建物もほとんどが西側に存在します。実は駅の東口は、土地区画整理事業が浮上したことがきっかけで設置されたという経緯があります。このため、まだ平凡な宅地などが中心となっているのです。
石橋駅は、国道4号線や352号線、県道65号線や71号線などに囲まれている駅です。駅前にはバスおよびタクシーを待つためのスペースが用意されています。路線バスについては、関東自動車が手掛ける種類ばかりが目下残されている状態です。この関東自動車については営業所が駅の近くにありますし、自然と石橋駅界隈における存在感は強いものとなっています。
石橋駅は、JRの宇都宮線の管内にある駅です。現在は、湘南・新宿ラインや上野・東京ラインの列車も停車するようになっています。乗り換え場所については、上り方面では3区間離れた小山駅が、下り方面では2区間離れた宇都宮駅が、いちばん近いといえます。小山駅では両毛線・水戸線・東北新幹線に、宇都宮駅では日光線・東北新幹線・山形新幹線への乗り継ぎが可能となります。
石橋駅の近隣で介護施設を探したくなったときは、最初のころから何キロも離れたところまで、じっくりと観察するようにしたほうが損をしないでしょう。特に、施設が多い方角・距離といった特徴はないようですが、駅から7キロ程度離れたところで良好な施設を発見できたといった体験談は少なくありません。
もちろん、もっと駅にだいぶ近い範囲で入居先を確保できるケースも多いのですが、あちこちをなるべくチェックすることがおすすめです。施設の区分に関しては、サービス付き高齢者向け住宅やグループホームなどが主力となっている模様です。月額使用料は概して安価で、15万円未満というケースがザラです。