鹿沼市の中心地で、どこへ行くにも便利な場所

このほか文教施設がいくつか集まっている点が特徴的ですが、上都賀総合病院のような医療機関が見つかる点は高齢者の生活を思い描く上では大きなポイントになりそうです。また、多少駅から離れると山林地帯に出くわすという特徴があります。富士山公園のような深い緑に覆われたスポットが手近にある点も、この土地のメリットのひとつでしょう。
新鹿沼駅は、幹線道路が数本集中しているエリアです。国道であれば121号線・293号線・352号線が近いですし、県道120号線もそれほど離れていません。路線バスは、駅前と近くの交差点に乗り場が置かれています。関東バスないし市営のコミュニティバスが運行されています。
新鹿沼駅は、東武日光線の中で見ると、終着駅に近い位置に所在しています。その東武日光駅まで行くとJRの日光線への乗り継ぎが可能です(もっともこの路線へは、鹿沼駅から乗り降りすることもじゅうぶんにできるわけですが)。その2区間手前にある下今市駅では、鬼怒川線への乗り継ぎが可能となります。反対方向に関しては、6~7区間離れた新栃木駅と栃木駅が手ごろな乗り換え場所といえるでしょう。前者では宇都宮線に、後者ではJRの両毛線への乗り換えを実行できます。
新鹿沼駅の利用率は、年々低下しています。1日ごとの乗降客数は2005年を最後に、4000人を下回ったままです。2010年代に入ると減少の速度は弱まったものの、3500人を下回る年が多いという事実は否めません。
新鹿沼駅の周囲には、公営・民営を問わずさまざまな施設がすでに建造されています。駅からの方角や距離についてはバラバラなため、施設のチェックをするときはなるべくあちこちをよく見るように努めたほうが正解でしょう。
民間の手が入った施設に関しては、グループホームがいちばん多いです。この点は、認知症の疑いがある高齢者にとっては有益な点でしょう。そのほか、サービス付き高齢者向け住宅や住宅型有料老人ホームの軒数も増えている様子があります。料金システムについては、変動制のケースと固定制のケースがありますから一概にはいえませんが、後者であれば安上がりになることがほとんどです。