東海道五十三次の面影を残す道が、駅前から延びています
舞阪駅の所在地は浜松市中央区の馬郡町にあります(19世紀の開業当初は、「馬郡駅」という名前だったと伝えられています)。しかし今世紀に入って旧浜松郡舞阪町が合併されるまでは、舞阪町を代表する交通インフラでした。舞阪駅がある界隈は、江戸時代に東海道五十三次の宿場が置かれていた地域でした。現在も、舞阪宿の史蹟がたくさん保存されています。特に舞阪駅から宿場入口にかけて延びる松並木は、独特の美しさや情緒から今なお絶賛する声があとを断ちません。旧舞阪町は、太平洋と浜名湖に挟まれる形で立地しているため、水産関係の事業やレジャー産業がさかんな土地柄でした。今でもそれはあまり変わっていません。この地区に住めるときの大きなメリットは、このような地場産業がもたらしてくれる恵みでしょうか。たとえば浜名湖名産のウナギを味わえることは、何歳になってもうれしいものでしょう。舞阪駅の近くで幹線道路を探すなら、国道1号線の名前が自然と上がります。駅の北口・南口で設営されているバス乗り場には、遠鉄バスが運行する路線が日々乗り入れています。舞阪駅はJRの東海道本線に所属する駅です。近くにあって、よく使われる駅といえばやはり浜松駅です。浜松駅にはホームライナーが停車しますし、東海道新幹線や遠州鉄道線への乗り継ぎをする機会を持つことができます。その次に近くて有益な駅を探すなら、浜松駅と反対方面に4区間離れている新所原駅でしょう。この駅は、天竜浜名湖線と接続しています。舞阪駅の利用率は、平成に入ってから目立つ変化は発生していないとよくいわれます。1日平均の乗客数を計算してみると、今世紀に入ってからはほとんどの年で、2300~2600人の間で推移していることがわかります。例外は2004年と2014年ですが、前者については「浜名湖花博」が開催されたことが原因だろうと推定されています。舞阪駅の近くで介護施設を探すときは、1点注意事項があります。老人保健施設をはじめとした公的な介護施設が見つかりやすい点です。しかしこのような施設は競争率が慢性的に高いですから、待機を余儀なくされるケースが珍しくありません。したがって民営の施設に目を向ける必要性が高いといえます(残念ながら、民営の施設の軒数がまだ不足気味なのですが)。駅から5キロくらいの範囲を、念入りに探していくことが大事でしょう。探し方に問題がなければ、格安の住宅型有料老人ホームなどを探し出せるチャンスがあります。





























