萱野神社が、駅の裏手(北口)に鎮座しています
瀬田駅は、現在の大津市大萱に所在する駅です。この地域は約半世紀前までは、旧栗太郡瀬田村と呼ばれる土地でした。そしてこの旧瀬田村において1世紀以上の昔から、鉄道駅の設置を要望する声が根強くあがっていたといわれています。ようやく駅が開業したのは旧瀬田村が大津市に編入されてからのことでした。住民から長い間、待ち望まれていた駅であることから、瀬田駅の需要は非常に安定しています。特に平日の朝方や夕方は通勤客のほか通学目的の学生などで駅の内外はごった返しています。駅の周囲は、北側は平凡な戸建て住宅がびっしりと密集していますが、駅の南側については商業施設やビル、集合住宅などの割合が高い印象を受けます。瀬田駅の周囲で幹線道路を探すなら、国道1号線がいちばん大規模で目立つ車道でしょう。瀬田駅を出てからバスに乗りたいなら、南口に設けられている乗り場で待つことになります。この停留所には、近江鉄道と帝産湘南交通が管轄する路線が乗り入れています。ちなみにスクールバスについては、駅前のラッシュを解消するために少し離れた場所に新たな乗り場が設置されました。一部の路線はこの新しい停留所から乗り降りするようになっています。瀬田駅は、JRの琵琶湖線に所属する駅です。瀬田駅は新快速列車が停まらない駅ですが、両隣にある南草津駅・石山駅で降りて待つことで簡単に利用できます。石山駅については、京阪電鉄の石山坂本線への乗り換え地点という役割もあります。瀬田駅の利用率は、不規則な上下を繰り返していますが、長い目で見るとたいした変化は起こっていません。1日ごとの乗客数は1990年代の後半にやや低下しており、17000人を下回る年が連続します。しかし2006年以後は17000人を超える年がかなり増えています。瀬田駅の近所で介護施設に暮らしたいなら、探す範囲をなるべく広めにしたほうが得策かもしれません。いいかえますと、施設の戸数はまだ地域全体で不足しているのです。運がよい場合なら、駅から1キロ以内の比較的便利な場所で営業している施設を見つけられるチャンスがありますが。最初は2キロ圏内で探すのも悪くありませんが、なかなかうまくいかないなら、早いうちにもっと距離を広げたほうがよいでしょう(たとえば5~6キロくらいの距離で)。施設の種類については、グループホームやサービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホームなどに入れるチャンスがあるでしょう。












































