琵琶湖のほとりにある草津駅。再開発により商業施設も豊富

草津市は滋賀県の南東部にあり、南北約13.2km、東西約10.9kmの広さで琵琶湖に接する市域を持つ市です。
東海道と中山道が分岐する場所であるために古くから交通の要衝として認識され、歴史上の権力者たちからも重視された場所として知られています。
琵琶湖の湖辺には田園風景が広がっており、遠くに比良・比叡の山々が見え、四季を感じられる雄大な景観が草津市の大きな特徴です。
草津市の歴史は古く、市内には縄文・弥生時代の遺跡も多いです。
江戸時代には草津宿が作られ、旅行客でにぎわう大都市が形成されました。
草津で大名が宿所に使用していた「草津宿本陣」は、現在国指定の史跡に認定されています。
また、草津は琵琶湖の湖上交通の拠点としても知られており、かつては「矢橋」、「志那」などの港が活気あふれる場所となっていました。
草津駅はJR東海道本線、JR草津線が接続している駅で、滋賀県内では2番目に乗降客数の多い駅です。
駅の周辺は再開発が進み、現在では「エイスクエア」や「アル・プラザ草津」、「近鉄百貨店草津店」など、買い物スポットが集積する場所となっています。
駅周辺は繁華街となっているものの、一歩駅から離れると閑静な住宅街が広がっており、都市の喧騒から離れ静かに生活しやすいです。
さらに駅から少し離れた市の西部には広大な田園地帯が広がり、湖辺にある烏丸半島には「市立水生植物公園みずの森」、「県立琵琶湖博物館」などが立地し、県内外から観光客が訪れています。