肥前久保駅周辺は自然が豊か。住宅型有料老人ホームは食事も充実

肥前久保駅は、佐賀県唐津市相知町久保に位置するJR九州「筑肥線」の駅です。1935年北九州鉄道の「幡随院駅」として開業。1937年国鉄筑肥線の駅になると同時に「肥前久保駅」に改称されました。1987年JR九州の駅となり、現在に至ります。
無人の地上駅。駅舎はありませんが、近年トイレと待合所の入った「さくら館」が誕生。駅の東を「唐津線」が走っており、ホームから線路が見えます。ちなみに北隣の「山本駅」では筑肥線と唐津線が接続。乗り換えも可能です。
肥前久保駅の1面1線のホームには、筑肥線の唐津・西唐津方面行き上り列車と、伊万里方面行きの下り列車が停車。上下線共に日中は3時間に1本程しか止まりませんが、主要駅「唐津駅」まで直通で行けるのも魅力です。
駅周辺には住宅も少なく、美しい野山が広がる大変静かな場所。江戸時代の幡随院長兵衛の出身地でもあります。彼は歌舞伎や講談の題材ともなっている有名な侠客で、肥前久保駅も彼にちなんで当初は「幡随院」を名乗っていました。
「幡随院」や長兵衛公園も近く、公園には「幡随院長兵衛誕生地」の碑もあります。また、国道203号や佐賀県道40号「浜玉相知線」等の主要道路が走っており、沿線にはコンビニ等も点在。
また、肥前久保駅エリアには住宅型や介護付きの有料老人ホーム等もできました。住宅型有料老人ホームは入居時の費用が0円、月額利用料も10万円未満と格安。栄養士が考えたバランスの良い食事が毎日食べられます。また24時間体制で介護士が常駐している施設があるのもメリット。夜中もリラックスして眠ることができます。
一方、介護付有料老人ホームは入居時の費用が10万円台~20万円程度、月額利用料は10万円台です。食事や排泄の介助といった手厚い介護が受けられる分、少々高めですが、サポートが充実しているので介護度が高い方も安心して暮らせます。
肥前久保駅周辺はゴルフ場や浄水場等もある緑豊かなエリア。「老後は自然の中で暮らしたい」という方に丁度良い環境が整っています。体験入居のできる施設も増えました。気軽に入居して、料理の味が自分に合うかどうか等を確認するのも大事な施設選びのひとつです。