岸辺駅周辺は商業施設多数。駅から徒歩圏に住宅型有料老人ホームあり

岸辺駅は、大阪府吹田市の岸部南一丁目に位置するJR西日本「東海道本線」の駅です。京都―大阪間を走る「JR京都線」の愛称区間内に属しています。
1947年国鉄「東海道本線」の千里丘駅から吹田駅までの間に新設されました。1987年JR西日本の駅となり、1988年路線愛称が「JR京都線」に制定。2003年よりICカード「ICOCA」も使用できます。
2015年橋上駅舎完成。エレベーターや多目的トイレのあるバリアフリー仕様の駅となりました。駅南側にはJR吹田工場からの線路、駅北側には貨物線があり、さらには東側の線路がカーブしているので、鉄道写真の撮影ポイントとなっています。
駅名表記は「岸辺」ですが地名は「岸部」…国鉄が駅の開業の際、駅名に分かりやすい漢字を採用したからです。ちなみに岸部という地名は、1889年町村制施行の時、「吉志部」を簡略化したもの。昔、駅の北側に吹田操車場跡地が広がっていましたが、吹田信号場や吹田貨物ターミナル駅になっています。
現在、岸辺駅の2面4線のホームにはJR京都線の高槻・京都方面行き上り列車と、新大阪・大阪・三ノ宮方面行き下り列車が停車。日中の時間帯は上下線共に1時間に8本程停車します。朝の通勤ラッシ時の大阪方面は4分間隔で発着しますので、あまり待たずに乗れるでしょう。
駅周辺には企業の工場やビルも多いですが、大阪学院大学や大阪人間科学大学、大阪薫英女子短期大学、星翔高等学校等の学校が多いため、学生の利用もみられます。
岸辺駅周辺にはショッピングセンターやスーパー、カフェや飲食店、コンビニやドラッグストア等があり、買い物や外食がしやすいエリア。また、吹田市立博物館やスーパー銭湯、カラオケ店等の娯楽スポットも点在。シニア世代も楽しく過ごせるでしょう。
最寄りのバス停は駅の南北に設置されており、阪急バスが運行するJR吹田・吹田市役所前行きや桃山台駅前行き、阪急山田・千里中央行きが止まります。また、駅の南東、歩いて6分程の場所に、阪急電鉄「正雀駅」も。駅エリアは交通の便が良いので移動しやすいです。
駅周辺には住宅型有料老人ホームやグループホーム等が増えています。なかには駅から徒歩圏にもできており、ご家族等も面会に来やすいです。ぜひ、駅エリアのシニア向けの住まいに見学にお越しください。