戦前から残る田園都市の風情には捨てがたい魅力があります
旧初芝高校(現在の「初芝立命館高校」)の最寄り駅として長い間有名だった、初芝駅。2011年に高校の移転が行われたため現在は若年層の乗客はだいぶ減っています。この移転の結果、臨時の改札口が使われることはなくなりましたが、それと前後してバリアフリー工事などが進められ、高齢者や身体障害者には使いやすい駅に生まれ変わっています。駅の近くは、昭和初期に田園都市として開発されたエリアで、現在もその面影は町並みの至るところに残っています。住宅街としては長い年月をかけて整備されてきた実績があり、新しく移り住んできた住民の間からは、住み心地について総じて根強い支持が上がっています。初芝駅とその周辺では現在も工事が行われています。新しい改札口がつくられる計画があるほか、駅のすぐそばに新しい都市計画道路が開通する計画が推進されているところです。数年以内にもっと便利になる可能性があることだけは間違いないでしょう。初芝駅で降りてバスに乗りたいときは、南海バスグループのバスを駅前の停留所で待つことになります。初芝駅は、南海高野線の管内にある駅です。準急行以外に、高速で運転される列車は停車しません。時間がないときは、2区間離れた北野田駅で急行や快速急行などをつかまえることがおすすめです。乗り換えについては、中百舌鳥駅がいちばん近い通過点となります。この駅では大阪市営地下鉄の御堂筋線や泉北高速鉄道線への乗り継ぎを実現できますが、後者については直通運転が部分的に実行されています。初芝駅の利用率は、四半世紀前から下降していることが明るみに出されています。1日あたりの乗降客数は、1992年に30000人以下になり、その7年後には25000人以下になりました。2004年には20000人以下に落ちており、その後もスローではあるものの減少が止まる気配はほとんどありません。初芝駅の周辺で介護施設を探すなら、4キロくらい離れたあたりまでよくチェックするに越したことはなさそうです。少なくとも駅から1キロ圏内といった近距離圏に固執するなら、かなり時間が必要となるでしょう。その上で、定員に達していない施設を確保するには運も必要となります。それでも、1.5キロを過ぎたあたりから、入りやすい施設は少しずつ見えてくるようになるでしょう。施設のタイプについては特に決まったパターンなどは内容ですが、住宅型有料老人ホームは比較的遭遇する確率が高いといわれています。





















































