儀保駅は文教地区。サービス付き高齢者向け住宅はデイサービス併設

儀保駅は高架駅ですがエスカレータやエレベーターがあり、車イスでの利用も可能。バリアフリー(車イス用)の自動販売機も設置されている近代的な駅です。駅のホームからは那覇市街や那覇港が遠くに見えます。儀保駅エリアは住宅街も多く、小中高等学校が点在しているためか、学習塾など勉強関係の施設の多い文教地区。大型商業施設はありませんが、その分静かなエリアです。
隣の駅は首里駅(儀保駅の南東)で、周辺には有名な首里城などがあります。反対に儀保駅から北西に行くと市立病院前駅で、駅のすぐ横が市立病院です。儀保駅エリアから徒歩でも行けますが、「ゆいレール」に乗れば一駅ですので、行きやすいでしょう。儀保エリアは立地的に中々良い場所だと思います。
儀保駅にはバス停も四カ所あり、那覇バスの「石嶺おもろまち線 (石嶺方面・那覇新都心方面)」や「普天間空港線(石嶺方面・那覇バスターミナル方面)」などの路線バスや、東陽バスの城間方面・南風原・馬天方面行きのバスが発着。
駅エリアには老人向けの住まい、特にサービス付高齢者向け住宅(サ高住)なども増えてきました。サ高住は入居時の費用が10万円前後、月額利用料は15万円未満と言った金額。介護が別料金ですが、デイサービスを併設している所が多く、追加で介護が頼みやすい環境です。更には、最近のサ高住は医療体制も整っており、介護だけでなく看護も希望出来ます。
儀保駅周辺は坂があるのは難点ですが、「ゆいレール」のおかげで利便性は高いエリアです。何と言っても沖縄は観光スポットが多く、見所満載。サ高住などに入居して、のんびり散策して回るのも楽しいでしょう。全国からの入居に対応していますので、沖縄が好きな方は、儀保駅エリアの老人向けの住まいを“終の棲家”にしてみても良いのでは、と思います。
現在の「ゆいレール」は首里駅が終点ですが、数年後には更に延長され、首里駅の先に4つ駅が出来ます。儀保駅は今後、益々便利になる予感に溢れた場所とも言えるでしょう。