【6/26更新】有料老人ホームを常盤駅(倉敷市)、月額利用料16万円以下（空室2件）から探す

常盤駅は目下、水島臨海鉄道の水島本線の管内で最後につくられた駅です。非常に小型の駅でプラットホームは1面、線路も1本しかありません。無人で運営されており、利用客のほとんどは近隣の住民で占められています。

とはいえ、駅を出ると人家以外に何もない土地がえんえんと広がっているわけではありません。駅の東側に出たときは確かに、戸建て住宅ないし集合住宅が立ち並ぶ地域が視界いっぱいに広がります。しかし駅の西側に出たときは、商店がかなり建てられており、決して不便な土地ではないことをひと目で確認できます（特に駅の目の前には、発達したスーパーマーケットがあります）。飲み屋などがかなり多いため、酒好きであれば楽しみに困ることはなさそうです。

常盤駅からいちばん近い公園は、おそらく水島中央公園でしょう。この敷地内には図書館のような公共の施設も建てられています。また、水島中央病院と隣接していることも、忘れずに覚えておきたいポイントです。

常盤駅は、水島本線の管内で見ると終着駅にやや近い位置にあります。しかし乗り換えが可能な駅は発着駅である倉敷市駅ひとつしかありません。倉敷市駅ではJRの山陽本線と伯備線への乗り継ぎができます。県内や隣の鳥取県内、さらに神戸市から北九州市までをこれらの路線で網羅できることになりますから、遠出したくなったときもあまり心配はいりません。

常盤駅の利用率は、過去10数年間を通してあまり変化していません。1日あたりの乗降客数は、今世紀に入ってからほとんどの年で200人台を記録しています（2003年は、例外的に300人を超えていますが）。300人を超える年が珍しくなかった前世紀と比べれば、やや減っていることは認めなければなりませんが。

常盤駅の近くで介護施設を探すなら、時間をかけて探すことと、駅から近くない施設にも目を向けることの2点が大事でしょう。駅に近い施設は数が少ないですし、競争率も非常に激化しています。駅から10キロくらい遠く離れた場所も、なるべく探すようにしたほうがおそらく得策です。見学や体験入居の際は、タクシーやマイカーを使うときのコースにも注意したいところ（もっとも道路事情は良好で、道に迷いにくい構造となっています）。

見つかるチャンスがある施設といえば、なんといってもサービス付き高齢者向け住宅でしょう。あとはグループホームや介護付き有料老人ホームあたりが（若干数）点在しています。