滝尾駅周辺は商業施設等あり。天然温泉付き住宅型有料老人ホームも

滝尾駅は、大分県大分市の大字津守に位置するJR九州「豊肥本線」の駅です。駅エリアには大分市立の滝尾中学校や滝尾小学校、森岡小学校等の学校もあり、人口も比較的多めです。
滝尾駅は1914年開業。1928年路線名が豊肥本線となり、1971年貨物の取り扱い終了。1987年JR九州が継承し、2012年にはICカード「SUGOCA」も使えるようになりました。
2面2選のホームには豊肥本線の豊後竹田・宮地・肥後大津・熊本方面行き上り列車と、大分方面行きの下り列車が停車。特急「九州横断特急」は通過しますが、上下線共に1時間に1~3本程、コンスタントに列車が止まりますし、大分駅までも豊肥本線に乗ればたったの6分です。
1961年に大分自動車専修学校が近隣に移転して来たおかげで、学生もよく利用する駅となりました。1日あたりの平均乗車人員は、2000年度267人、2003年度292人、2005年度276人、2007年度288人、2010年度279人、2012年度304人。利用者は安定しています。
駅前は住宅が多く、駅の裏手には碇山がそびえます。碇山は大分で一番低い山ですが、碇山公園や熊野神社、碇山温泉などを有する楽しいスポットです。山の周辺には田畑が広がります。
駅の西から北には下郡バイパスが走っており、その沿線を中心にスーパーやコンビニ、ドラッグストア等の商業施設が集中。その横には大分川も流れ、色々と変化に富んだ場所です。大分自動車道も南を走行。駅南東にある大分米良出入口から利用できます。
遺跡等の歴史的スポットのある場所で、遙か昔から人々が暮らしていたようです。大分県の指定史跡である滝尾百穴横穴古墳群や曲石仏、そして大分社などが見られるので、歴史や史跡好きの方におすすめのエリア。特に滝尾中学校のすぐ横にある滝尾百穴横穴古墳群は珍しく、場所的にも見やすいです。
滝尾駅周辺は商業施設や温泉もある場所。病院も多いですので、シニア世代にも良い環境です。老人ホームへの入居を検討中の方は、一度滝尾駅エリアのシニア向けの住まいにも見学にお越しください。実際、駅エリアには介護付きや住宅型の有料老人ホーム、グループホーム等が誕生しています。中には天然温泉付きの住宅型有料老人ホームがあるのも魅力です。