海沿いに広がる温泉街のすばらしさは格別です
2010年に、新しい駅舎が無事に完成を果たした亀川駅。駅構内にバリアフリー設備が取り入れられたため、高齢者の利用が快適になりました。亀川駅は、100年ほど前から開発されてきた駅と同名の温泉街で有名です。亀川駅は海岸線に面した位置にありますが、温泉街も駅と近接する形で海沿いに発展しています。健康や美容への効能が高い泉質を持つ温泉はふんだんにそろっていますから、高齢者にとっては気軽な楽しみとなることでしょう。このほか、別府競輪場と近いためギャンブルをたしなむ向きにはもうひとつ楽しみが増えることになりそうです。亀川駅は、国道10号線の近くに所在する駅です。また国立病院機構別府医療センターが近所にあることは、健康面でトラブルを抱えている向きにはうれしい施設になるはずです。亀川駅は、JRの日豊本線に所属しています。快速列車が停車する駅には指定されていませんし、近くにも見当たりません。ただし4区間離れた西大分駅では、下り方面の快速ならつかまります。そしてその1区間先には大分駅があります。大分駅では久大本線および豊肥本線への乗り継ぎを実現できます。反対方面については、しばらくの間乗り換え先は出てきません。それでも、行橋駅まで行けば平成筑豊鉄道の田川線に乗り換えできますし、発着駅である小倉駅では鹿児島本線や山陽新幹線に、さらに北九州高速鉄道の小倉線に乗り換え可能となります。亀川駅の利用率は、1990年代のほうが近年より高かっただろうと推測されています。1日平均の乗客数を計算すると、21世紀に入ってからは1300~1600人の間で推移しています。2005年から3年連続で1500人以上になっていますが、その後は1400人台に減っています。亀川駅の近くには介護施設が建てられていますが、駅から近い範囲には多くありません。駅から1キロ以内の近場で、月額の負担額が20万円以内という好条件の施設を押さえることも不可能ではありませんが、難易度は高いです。それよりも、駅から2~5キロ圏内で探すようにしたほうが、選択肢はほぼ確実に豊富になるでしょう。数が多いタイプは住宅型有料老人ホームとグループホームですが、ケアハウスや介護付き有料老人ホームなどを発見できる可能性もじゅうぶんにあります。少数ながら高額の料金を請求する施設がありますが、全体としては安い施設のほうが多めのようです。入居一時金・月額使用料のどちらも20万円以下で入居できる施設にもけっこう出会えます。























