施設数は少ないですが、入居料金は安めに設定されています
西中通駅ができたのは、時代が明治から大正に移り変わったばかりのころでした。2012年の晩秋に、創設から100周年という節目の日を迎えています。当初は「荒浜駅」という名前で運営されていました。戦後は貨物の運搬などのニーズが高まった時期があったものの、今から40年以上前に取り扱いがストップしています。もともと定住者がたくさんいるエリアからかけ離れているため、現在は職員が常駐しない駅となっています。この駅の利用率はしばらく前から計測されていないようですが、人口密度の低さを考えると相当に低いことが容易に推察できます。西中通駅のプラットホームに降り立って周りを見渡すと、平和で人の気配が少ないことがつぶさに確認できます。どちらかといえば駅の南側のほうが、集落が多いでしょうか。駅の北側に広がる農地や緑地を通過すると、やがて日本海沿岸にたどり着きます。西中通駅は、国道8号線や県道150号線に近接する駅です。自家用車やタクシーなどの迎えを呼びたくなったときは、これらの幹線道路を使って旅程を計画するのがおすすめできます。西中通駅は、JRの越後線の管内にある駅です。管内では、発着駅である柏崎駅と近接しておりたった2区間しか離れていません。柏崎駅は、信越本線への乗り換え場所という役割があるため、この駅を経由する乗客はたくさんいます。柏崎駅を除くと、管内にある乗り換え地点は吉田駅および終着駅である新潟駅に限定されます。吉田駅では弥彦線に乗り継ぎができます。そして新潟駅では3種類の在来線(信越本線ほか、白新線や磐越西線)と上越新幹線に乗り換え可能となります。西中通駅がある地区は、過疎化や少子高齢化といった全国各地で取り上げられている諸問題と無縁ではありません。しかしあいにくと、介護施設の誘致活動などはまだ活発ではないようです。この駅を起点として介護施設探しをする必要があるなら、ある程度時間をたっぷりと確保してから作業にとりかかったほうが正解でしょう。運がよいときなら、駅から2~3キロ程度の位置に建てられた施設の定員に余裕ができて、募集をかけているところを見つけられるでしょう。ただし少しでもうまくいかなさそうであれば、10キロ以内、またはそれ以上の遠距離までターゲットに入れる必要が出てくることになるでしょう。ちなみにこの地域にある介護付き有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームなどは、都心部にあるケースと比べて入居料金が安くなる可能性が高いです。























