温泉や歴史的文化遺産の多い中野駅!農業体験も可能

中野駅のある上田市は長野県の東部にあり、東京からは約190km離れています。
北陸新幹線を使った場合、着くのは約80分程度です。
上田市は奈良時代から京都~東北を結ぶ東山道の拠点であり、交通の要衝として栄えてきました。
そんな上田市が持つ特長の一つが、少雨多照の気候条件です。
標高が低めの地域ではお米や果物が、準高冷地から高冷地ではレタスやリンドウなどの野菜が農産物として栽培・出荷されています。
また、市内には歴史的文化遺産や温泉など観光資源が多く、戦国武将であった真田氏のゆかりの地に訪れる観光客数は年間約400万人。
近年では、農業体験やグリーンツーリズム(農業の体験をし、地域の人と交流を楽しむ余暇活動)を目的として訪れる人も多いです。
そんな中野駅はJR上田駅を発着駅とする別所線の駅。
観光地である別所温泉までつながっているので、温泉目的の観光客が多く利用しています。
ただし中野駅は観光目的に使われる駅ではなく、駅の周辺に住む住民が上田駅まで向かう際に利用される駅です。
駅の周辺は大きな買いものスポットはなく、駅の南西には中野前池があり、それ以外の地域は民家と畑が広がっています。
また、駅から北側に少し進んだ場所にある県道171号線(塩田仁古田線)まで行くと、道路沿いにあるスーパーやコンビニなどで食料品・日用品の購入が可能です。