中央アルプスから南アルプスにかけて広がる地区です

長野県の中央部分からやや南寄りに位置する、上伊那郡。
現在は、辰野町・箕輪町・飯島町・南箕輪村・中川村・宮田村と計6つの自治体が所属しています。
かつては、隣接する伊那市・駒ヶ根市などの土地がかなり含まれており、山梨県との境界線まで広がっていました。
上伊那郡は山間部に位置しており、市街地は山間の低地に沿って南北に細長く延びています。
群全体を通して、農業および観光業が優勢な自治体と呼べるでしょう。
辰野町は、ため池百選に選出されているたつの海で有名です。
この池の岸部には数百本の桜が植えられています。
また湖畔はウォーキングコースがつくられているためお散歩に適しているのが特長。
箕輪町は、箕輪ダムやながた温泉などがある場所として有名。
また県から史跡の指定を受けている、福与城や上ノ平城が人気の名所です。
そのほか、紅葉の美しさで名高いもみじ湖は、訪れていただく価値があります。
飯島町は、中央アルプスと南アルプスの両方をご覧いただける町として知られています。
江戸時代に建てられた飯島陣屋が忠実に復元されており、町内の象徴的な観光資源になりました。
展示物に直接手をふれていただけるため、人気が高いです。
南箕輪村は、伊那市の土地を挟んで東西に分かれている、2箇所の飛び地で構成されている村。
いちごやリンゴといった農産物の質に定評があります。
信州大芝高原は、温泉や森林浴など数々の施設を備えた著名な娯楽施設です。
中川村は、大草城址公園や舟山城址、陣馬形山や坂戸橋といった名所を擁する村。
ご高齢の方にとっては、小渋湖温泉・四徳温泉のような温泉街をご利用いただける点が魅力でしょう。
宮田村は、中央アルプスを代表する木曽駒ヶ岳・千畳敷といった名峰への玄関口として登山客の間で名高い村です。
また古くから人が住んできた土地のため、旧跡が少なくありません。
中越遺跡や宮田宿本陣などはとりわけ有名です。
これらはいずれも県から文化財の指定を受けています。
また熊野寺や本宮神社といった寺社仏閣に出向いていただくと、村が指定した有形文化財をじっくりとご覧いただけます。
上伊那郡にて介護施設をお探しになる場合は、グループホームを発見できる機会がとても多いでしょう。
また介護老人保健施設や特別養護老人ホーム、住宅型有料老人ホームあたりにご入居できる機会も十分にあります。