パノラマ
江戸時代から、人材教育の成功で名高った土地です
宮崎県の中東部に位置する、高鍋町。
東端は太平洋に面したまっすぐな海岸線です。
南北を同じ児湯郡に属する新富町・川南町に挟まれているほか、木城町と西都市と隣接しています。
町域は、高大な宮崎平野に重なっているため平坦な土地が中心的。
市街地は、小丸川の沿岸に集中しています。
もともと江戸時代に高鍋町の城下町として繁栄した歴史を持っており、現在も大型の行政機関や文教施設が少なくありません。
かつて高鍋城が建てられていた場所は現在、舞鶴公園となっており、散策していただくのは簡単です。
舞鶴公園の近くには町営の歴史総合資料館が建てられており、民俗資料や文化財をまとめてご覧いただけます。
そのほか、この土地の長大な歴史にもとづいた史跡の中では、持田古墳群や高鍋古墳、高鍋大師などが有名です。
高鍋大師は、宮崎観光遺産の登録を受けました。
高鍋町を代表する祭事に、高鍋城灯篭まつりがあります。
これは11月の第３土曜日に舞鶴公園の近隣で数千におよぶ石灯籠・竹灯篭に火をともすといった内容です。
夕闇を背景に、美しい灯篭が立ち並ぶ風景はたいへんに見もの。
またこの日は、周辺にたくさんの出店などが集まるため、楽しくお過ごしいただけます。
高鍋町では温泉のご利用も可能です。
高鍋温泉は、数年前に施設が全面的な改装工事を実施したため一気に新しい設備が増えました。
岩風呂・檜風呂・サウナとさまざまな入湯設備をお楽しみいただけるため人気が高いです。
高鍋町から列車に乗車するには、JRの高鍋駅に向かっていただくと良いでしょう。
日豊本線で長距離を移動していただけます。
路線バスに関しては、宮崎交通や町営のコミュニティバスのご利用が可能。
また山口運送や南九州観光バスが手掛ける高速バスをお使いになれば、福尾圏内に直行していただけます。
幹線道路については、東九州自動車道にお乗り入れできるインターチェンジが１ヶ所設置されています。
高鍋町の人口は、昭和末期にピークを迎えました。
今世紀に入ると減少傾向を見せるようになりました。
2023年の調査では１万9,729人を記録しました。
同年の高齢化率は、33.9％と発表されています。
現在の高鍋町で介護施設をお探しになる場合は、グループホームを発見できる機会がとても多いでしょう。
それ以外では、特別養護老人ホーム・介護老人保健施設・介護療養型医療施設のような公的な施設や、住宅型有料老人ホームのような民間企業が経営する施設を発見していただけます。
大型の総合病院をお探しなら、海老原総合病院などがおすすめです。
