宮崎神宮駅周辺は文化施設多数。住宅型有料老人ホームは居室充実

1925年に建てられた二代目駅舎は宮崎神宮を模して、赤の銅版屋根と朱に塗られた柱などを持つ木造建築でした。2007年に解体され、跡地には鳥居を模した駅名表示板や自転車置き場が作られています。現在は待合室もある地上駅となっており、海側には「宮崎駅」発着の列車が折返し整備を実施する為の留置線も2線あります。
宮崎神宮駅はICカード「SUGOCA」も使え、1面2線のホームには日豊本線の延岡・佐伯方面行き上り列車と、宮崎・都城及び宮崎空港方面行き下り列車が停車。発着本数は上下線共に1時間に0~3本程度ですが、一部の「にちりん」や「ソニック」といった快速も停車するため、宮崎空港まで最短で15分もかかりません。
1日の平均乗車人員は2000年度246人、2005年度349人、2010年度349人、2014年度507人と増加中です。
駅前から伸びる参道は宮崎神宮へ続いています。毎年プロ野球チーム「読売巨人軍」が必勝祈願に訪れる場所で、大きな森に囲まれたこの神社は野鳥の楽園。東神苑には樹齢400年以上とも言われる「オオシラフジ」は国の天然記念物もあります。毎年大勢の参拝客が訪れる神社で、お参り好きなシニア世代にもおすすめです。
宮崎神宮の北には宮崎県総合博物館、西には宮崎県護国神社、県立図書館、県立美術館、県立芸術劇場が顔を並べています。教育機関も小学校から大学まで揃っており、商業施設は家電量販店やスポーツ用品店等が点在。特に駅のすぐ傍を走る国道10号沿いには、スーパーや衣料品店、飲食店等が並んでいるので便利です。
駅エリアには住宅型有料老人ホームやグループホームといったシニア向けの住まいも徐々に増えています。住宅型有料老人ホームは入居時の費用0円・月額利用料は食費込みで15万円以下。中には10万円未満のホームもあります。居室にはトイレやキッチンが完備。ゆっくりとくつろげます。場所によっては麻雀等のレクリエーションも充実。
宮崎神宮駅の北には県立運動公園、西には大淀川が流れており、駅エリアは散歩も楽しめそうです。病院も多く、持病のある方も通院がしやすいでしょう。是非、エリア内のシニア向けの住まいに足を運んでみて下さい。