日本三大開拓地のひとつで、新鮮な食べ物がいっぱい

宮崎県の中東部に位置する、川南町。
南北を、同じ児湯郡に属する高鍋町と都農町に挟まれています。
西側で木城町と隣接しており、東側は日向灘に面した海岸線です。
町域は宮崎平野に重なっている部分が多いですが、西端は尾鈴山地に含まれているため人の手が入っていない自然が残っています。
青鹿自然公園などに出向いていただくと、豊かな自然をたっぷりとご覧いただけます。
国道10号線のそばに広がっているのは、川浪湿原。
この場所では貴重な植物が繁茂している様子をお楽しみいただけます。
40年以上前に、国から天然記念物の指定を受けました。
町内に広がる台地と低地では農業がさかんです。
特に牛や豚などの牧畜は非常に有名です。
そして、毎年大量の収穫があることから、食品の加工を中心に行う工場などがたくさんつくられてきました。
天龍梅は、樹齢数百年を超える梅を約1世紀前に倒木となったことがきっかけで増殖したもの。
現在では宮崎三大名梅に数えられるほどの高い名声を確立しています。
開花する時期になると各地から見物客が押し寄せます。
川南町では祭礼やイベントも数多く開催されてきました。
冬場の行事でひと際目立つのは、かわみなみ電飾大作戦でしょう。
これは、トロントロンドーム前の広場に大量のカラフルな電球を持ち込んで豪華なイルミネーションを実現するというもの。
川南町にお住まいになるなら、一度はじかに見物していただきたいものです。
川南町で鉄道をご利用になるなら、JRの川南駅に足を運んでいただくとよいでしょう。
日豊本線で各地に出向いていただけます。
路線バスについては、宮崎交通のサービスをご利用可能です。
川南町はタクシーのサービスが充実しており、トロントロンバスという名前の乗り合いタクシーをお使いいただけます。
このタクシーは、予約や登録が簡単にできて便利です。
幹線道路に関しては、東九州自動車道のパーキングエリアが町内に1ヶ所設置されています。
川南町の人口は、1980年代の半ばにピークに達しました。
現在は減少中であり、2023年には1万5,095人という結果が公表されました。
同年の高齢化率に関しては、36.1%というデータが残っています。
これから川南町で介護施設へのご入居をお求めの場合は、住宅型有料老人ホームのほかグループホーム・特別養護老人ホームなどが考えられます。
持病の診療や健康診断などの必要がおありの場合は、独立行政法人国立病院機構宮崎病院などでのご相談がおすすめです。