近鉄丹波橋駅は交通発達。介護付き有料老人ホームは居室設備充実

近鉄丹波橋駅は、京都府京都市伏見区の桃山筒井伊賀東町に位置する近畿日本鉄道(近鉄)「京都線」の駅。駅の西側に京阪電気鉄道(京阪)「京都本線」が乗り入れる「丹波橋駅」があり、相互乗換駅となっています。
1928年、近鉄丹波橋駅の前身である「堀内駅」が開業しましたが、1945年「丹波橋駅」開業と同時に廃止されました。当時は京阪神急行電鉄と奈良電気鉄道の共同使用駅でしたが、諸事情により1968年近鉄の丹波橋駅から「近畿日本丹波橋駅」として分離。その後、1970年に「近鉄丹波橋駅」に改称し、現在に至ります。
ICカード「PiTaPa」も使える地上駅で、2面2線のホームには竹田・京都国際会館・京都方面行き上り列車と、大和西大寺・奈良・天理・大和八木・橿原神宮前方面行き下り列車が停車します。「しまかぜ」も含めた全ての列車が停車する駅で、下り列車は伊勢志摩方面への特急列車も止まります。
1日の乗降人員は2005年11月8日の調査では5万2,365人、2010年11月9日は4万7,904人、2012年11月13日は4万6,534人という結果が出ており、緩やかに減少しているのが分かります。
最寄りのバス停は国道24号(駅から徒歩5分ほど)に設置された「丹波橋」停留所と「丹波橋駅東」停留所。丹波橋には竹田駅東口行きが、丹波橋駅東には京都橘大学行きがそれぞれ止まります。
駅周辺は郵便局やスーパーなどが点在する住宅街で、幼稚園や小中高等学校も揃っています。駅の東には伏見桃山城や運動公園、伏見北堀公園、伏見桃山陵、桓武天皇陵など行楽スポットも多数。
駅エリアには介護付き有料老人ホームやグループホームなどが新設されました。介護付有料老人ホームは入居時の費用0円・月額利用料20万円以下というものから、入居時の費用が数百万円・月額利用料は10万円台といった高級なものまでさまざまあります。ホームによってはトイレやキッチン、浴室までついた居室があり、自室でのんびりすることができます。
どの施設も、日々の介護だけでなくカラオケなどのレクリエーションが充実していますから、毎日を楽しく過ごせるでしょう。高級系ホームはこういったサービスに加え、機能訓練なども充実しており、足腰の強化もできるのが魅力です。
近鉄丹波橋駅エリアは商店も比較的多く「京都線」と「京都本線」が両方利用できる便利な場所。歴史を感じられる観光スポットも多く、シニア世代にもおすすめのエリアのひとつです。ぜひ一度、鉄丹波橋駅周辺へ足を運んでみてくださいね。