熊本市と同様に、発展が目覚ましい都市です

熊本県の中央部分からやや西寄りに位置する、宇土市。
熊本市と宇城市に南北を挟まれており、どちらとも経済上のつながりを深く築いてきました。
市街地は主に西側に集中しており、これらの地区では熊本市・宇城市と街並みがつながっています。
市内の西部は山間部となっており、緑で覆われています。
宇土市はさまざまな勢力が進出を重ねてきた土地柄で、史跡が数多く残っているのが特徴。
その歴史を通して、さまざまな産業が発展を繰り返してきました。
著名なキリシタン大名である小西行長が建てた宇土城は、現在国の史跡として公園化されており、見物していただくことは難しくありません。
また、宇土細川家の菩提寺の跡地である轟御殿では毎年9月になると、名月の夜に名水名月合同茶会が開催されています。
宇土市には大きな公園がたくさんあるため、お散歩などをゆっくりと楽しんでいただく場所に不自由することはありません。
轟泉自然公園には泉が湧き出しており、轟水源と呼ばれて親しまれてきました。
この泉は昭和末期に名水百選に選出されたほどよく知られています。
立岡自然公園は、桜の名所として有名です。
お花見の時期を迎えると、うと公園桜まつりが開催されています。
また、6月になると住吉自然公園で紫陽花マンドリンコンサートが開催され、おおぜいの見物客を動員します。
宇土市は有明海に面していますが、沿岸地域でひと際目立つのは御輿来海岸でしょう。
日本の渚百選に選ばれたほど美しい浜辺です。
宇土市で、列車を用いた旅行などをお考えになるときはJRの宇土駅に出向いていただくとよいでしょう。
鹿児島本線と三角線をご利用できます。
路線バスについては、九州産交バス・熊本バスのサービスをご利用可能です。
幹線道路については国道3号線・57号線・501号線や県道58号線・243号線などが、通行量が多くて便利な車道でしょう。
宇土市は昔から経済発展している都市である上に、熊本市に通勤する住民がかなり増えた時期があったため、人口はひと昔前までうなぎ上りでした。
ピークを迎えたのは今世紀に入ってからです。
現在は微減傾向ですが依然として多く、2023年の時点で3万6,483人を記録しています。
同年の高齢化率は30.4%でした。
宇土市で介護施設をお探しになるなら、介護老人保健施設・グループホームが多く見つかるでしょう。
そのほか、住宅型有料老人ホーム・特別養護老人ホームあたりにご入居できる機会もあるでしょう。