路面電車に一直線に乗り移ることが、数年前から可能となりました
新水前寺駅の駅舎は、県道28号線とほぼ直角に近接しています。この大通りに沿って立ち並ぶ文教施設や商業施設、オフィスビルなどの通勤者や通学者が毎日のように大量に乗り降りする駅として、新水前寺駅の利用価値には計り知れないものがあります。そのため2008年から約3年費やして、駅舎と熊本市電の新水前寺駅前停留場を接続させる工事が実施されました。計画は無事に完了し、新駅舎と新電停が歩道橋で連結されたためそれぞれの利用は非常にスムーズに変わっています。新水前寺駅の近所(県道28号線や103号線などを中心に)は、商業利用されている地域が広がっています。しかし少し歩いただけですぐに静かな住宅街にアクセスできるという一面も持っています。新水前寺駅の付近には、バス乗り場は2ヶ所設置されています。利用者が多いため、熊本バスや熊本都市バス、産交バスや熊本電鉄バスなどこの地域で長年活動してきたバス事業者がこぞって乗り入れています。新水前寺駅は、JRの豊肥本線に所属する駅です。発着駅である熊本駅とは3区間しか離れていません。熊本駅では鹿児島本線や三角線、九州新幹線と接続しています。路面電車については、幹線や田崎線への乗り入れが簡単に終わります。反対方向については、立野駅がいちばん近い乗り換え地点となるでしょう。この駅では南阿蘇鉄道の高森線に乗り移ることができます。なお終点となっているのは大分駅で、かなりの距離があります。しかしここまでいけば日豊本線および久大本線への乗り継ぎができます。新水前寺駅の利用率は、今世紀に入ってからずっと上昇しています。特に、熊本市電との連結が完了したことはその上昇に弾みをつける結果となりました。1日ごとの乗客数は、2008年に2500人を超え、その3年後には3000人を上回りました。「4000人を突破する年が近々到来するだろう」という予測が近年出ています。新水前寺駅の近隣では、活気に満ちた地区と静かな地区が共存しています。したがって介護施設の建設に適した土地はそれなりに残っていますが、駅の近くで探すのは目下簡単なことではありません。駅から比較的近いところで見つけたいなら、2キロ程度離れたあたりから探すとよいでしょう。しかし最近、いちばん施設の多さが目立つのは駅から4~6キロくらい離れたエリアとなります。これらの施設は、サービスの方向性や入居料金の安さなど、何かしらの持ち味で突出しているところばかりです。



































