阿蘇郡は阿蘇山と温泉が有名。自然の中の介護施設はサービスも良い

阿蘇郡は、熊本県北東部にある郡。
小国町・高森町・南小国町・産山村・西原村・南阿蘇村の3つの町と3つの村からなる群です。
703.25km²もの広大な群域に数多くの見所や温泉が点在する観光王国で、その中でも阿蘇山、黒川温泉(阿蘇温泉郷)が大変有名。
阿蘇山は世界一と謳われるカルデラ(鍋型地形)と外輪山の総称で、阿蘇山と九重山麓が繋がり合う場所には阿蘇くじゅう国立公園もあり、72,678haという広さを誇っています。
南阿蘇村は阿蘇カルデラの南部、産山村は外輪山にあります。
交通アクセスはバスがメイン。
産交バス(九州産交グループ)が郡内の各町村と阿蘇市などを走行し、人々の足となっています。
しかし余りに阿蘇郡の自然が雄大なため、一般バスがフォロー出来ていないエリアも多く、阿蘇郡ではコミュニティバスが公共の移動手段のないエリアで活躍中。
南阿蘇村が運行する「ゆるっとバス」や小国町と南小国町が共同運行する「小国郷循環バス」に加え、2015年から産山村でもコミュニティバスが試運転を始め、利便性が少しずつ高くなっています。
また、一番近い空港は熊本空港で、特急バス「あそ号・たかちほ号」が熊本空港やJR熊本駅と阿蘇郡を結んでくれています。
道路も熊本県道40号(南小国波野線)や「やまなみハイウェイ」でお馴染みの大分県道・熊本県道11号(別府一の宮線)などが整備されていますので、車での観光もスムーズで面白いでしょう。
阿蘇郡は人口約3.5万人。
阿蘇郡と阿蘇市を含めたエリアを阿蘇医療圏と呼んでいますが、このエリアの高齢化率は高く、40.5%となっています。
一番高いのが小国町の43.2%で、反対に低いのは西原村の32.1%。
地域によって高低差がありますが、3人に1人以上が高齢者なのは同じですので、郡全体で高齢者のサポートを行うべき時期が来ていると言えるでしょう。
そのような状況の中、在宅介護相談や一人暮らしの高齢者のサポートなど、郡内の各町村が多彩な高齢者福祉サービスを実施していますので、気軽に活用すると良いと思います。
阿蘇郡には介護施設もあり、住宅型や介護付きの有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅等が選べます。
料金は住宅型でしたら月額利用料は10万円未満に収まるプランも。
どの施設も24時間体制の見守り、毎日行われる楽しいレクリエーションに加え、介護ベッド付き居室など、設備の良さが魅力。
自然の溢れる阿蘇郡の介護施設はサービスも良いのでおすすめです。