逗子市は歴史のある街。介護サポートの手厚いグループホームも

逗子市は神奈川県の三浦半島の付け根、鎌倉の南東にあり、気候が温暖で住みやすいエリア。
海に面しており、マリンスポーツを楽しむ方が大勢訪れる場所です。
交通アクセスとしては、JR東日本の「横須賀線」や京浜急行電鉄「逗子線」などが市内の駅に乗り入れ、バスは京浜急行バスが市内を巡っています。
市内には国指定史跡である「長柄桜山古墳群」などの遺跡が多数あり、鎌倉市と共に古都保存法の指定都市となるほど歴史的風土としての価値のある街。
しかし高齢化率は高く、神奈川県内で1、2位を争っています。
2023年には人口5万8,959人、高齢化率31.2%と全国平均の29.0%と比較するとやや高い水準となっています。
高齢者の数はこれからも年々増加すると予測されています。
特に認知症問題は他の市町村同様、深刻になりつつありますので、市も認知症のサポートに力を入れている状況です。
市は「認知症ケアサイト」を設立し、認知症本人とそのご家族をそれぞれフォロー。
相談先などが一目で分かるようにしています。
その他にもさまざまな角度から高齢者福祉サービスを行い、市内の高齢者を助けていますので、地域包括支援センターや介護保険課高齢福祉係にどんな高齢者向けサービスがあるかを聞いてみると良いでしょう。
市内には介護施設も点在。
施設の種類も豊富で、特別養護老人ホームだけでなく、グループホームや介護付き有料老人ホームなどもあります。
認知症に特化したグループホームは料金も安く、入居時の費用が0円、月額利用料が13万円程度のホームも。
最近のグループホームは介護サポートが手厚く、刻み食などの介護食やリハビリにも対応していますので、必要な方は気軽に相談してみると良いと思います。
介護付き有料老人ホームは入居時の費用が0~数百万円、月額利用料は15~33万円。
介護付きのホームなら、機械浴などがあるので寝たきりでも入浴が出来ます。
終身利用が可能な所もありますから、終の棲家として検討するのもおすすめです。
逗子市内の介護施設は、公園や神社仏閣が近くにあり、散歩が楽しめる所も。
介護予防も兼ねて毎日歩いている方もおられるようです。
現在、どの施設も満床で待機が強いられる場合が多いようですが、最近は気軽に見学に行けるようになっていますので、施設内を実際に見て、全体の雰囲気などを体感していただきたいです。
そして、入居予約だけでもしておくと安心でしょう。