神奈川屈指の温泉街。毎日のように名湯につかれます

温泉の質は、冷え性や神経痛、リューマチなどによく効能を発揮すると評価されています。足湯を大々的に楽しむためにつくられた施設などもあって、温泉自体を多角的に楽しめるようになっています。
街全体が観光地ですが、定住している住民の暮らし向きはよく考えられた上で都市計画が実行されています。「行政施設や商業施設などが近くになくて困る」なんて事態を懸念する必要はいっさいないでしょう。
観光地という事情から、駅前に乗り入れるバスの路線はなかなか見ものです。参画している事業者を見ると、箱根登山バス・伊豆箱根バス・伊豆東海バスなどこの地域に深く根を下ろした事業者ばかりです。そして町営のコミュニティバスを使うことも簡単です。
湯河原駅は、JRの東海道本線の管内にあります。特急の一部が停車する駅に選ばれているほか、快速アクティーの乗車も可能です。すぐ隣には熱海駅があります(この熱海駅も温泉郷として全国規模の知名度を持っていますから、温泉好きにはたまらない土地柄でしょう)。そしてこの熱海駅は、伊東線や東海道新幹線への乗り換えができるという利点があります。
その反対方向を見ると、4区間先に小田原駅があります。この駅でも新幹線に乗れるほか、小田急小田原線・伊豆箱根鉄道の大雄山線・箱根登山鉄道線への乗り継ぎを実現できます。
この駅の利用率は、長期的に見ると低下しています。1日ごとの乗客数は、2004年を最後に7000人を切りました。2011年には6000人を割り込みましたがその翌年は若干回復しています。
湯河原駅の周辺には、介護にまつわるイメージを持つ人は少ないかもしれません。しかし実際には、かなり多くの施設が建設されてきました。駅から近いとは限りませんが、1キロ以内で探してもすぐにでも入居可能なところは少しなら発見できますし、費用面でも安い施設・高い施設ともに見つけやすいという特徴があります。
そして温泉郷であることから、天然温泉をサービスに熱心に活用しているところがいっぱいです。ホテルや日本旅館に毎日住んでいるような感覚で、毎日を活き活きと過ごすことも難しくないでしょう。