19~20世紀前半の洋風建築がまだ残っている地域です
関内駅がある場所は、横浜都心の一部に指定されており、19世紀の昔から市内の行政や経済活動の舞台となってきました。その一方でエキゾチックな観光スポットが多く残っているため、「国土交通省の都市景観百選」に指定されたこともあります。現在の関内駅は、横浜市役所や中区役所、そして横浜スタジアムに囲まれています。このほか、横浜中華街やマリナード地下街、イセザキモールなどに近接しています。買い物や飲食、娯楽などの入手にかけては非常に恵まれています。10年くらい前から、交通インフラの発展に合わせて新しいビルや集合住宅などの建設が各地で進められるようになりましたが、最近はそれらをある程度規制する動きも目立ちます。関内駅は、国道16号線や首都高速神奈川3号線などの近くに位置する駅。路線バスについては、駅付近の車道に沿って停留所が設置されています。京急バスグループ・神奈川中高交通・相鉄バスのほか、市営のコミュニティバスの利用が可能です。関内駅は、JRの根岸線と横浜市営地下鉄のブルーラインが接続する駅。根岸線の管内では、なんといっても横浜駅と2区間しか離れていない点がセールスポイントとなっています。ブルーラインの管内で見ても横浜駅が最大の乗り換え場所ですが、その反対方向に所在する上大岡駅や戸塚駅も注目に値します。上大岡駅では京急本線に、戸塚駅ではJRの東海道線や横須賀宣などに乗り換えできます。関内駅の利用率は、JR側と市営地下鉄側で異なる経緯をたどってきました。JR側では、1日あたりの乗客数は20年以上前から低下しています。2004年に60000人以下に落ち、その10年後に55000人以下に落ちました。地下鉄側では、前世紀から低下が緩やかに続いており、2003年以降は連続して21000人以下を記録していましたが、2008年以降は回復に転じています。関内駅の近所は、空き地などが目立つ地域ではありませんし、地価が安いエリアでもありません。しかしそのような事情であるにもかかわらず、介護事業界はたくさんの施設をオープンしてきました(土地に限りがあるため、中高層の建物を使用する例が多い模様です)。また、設備面で秀逸な施設が多い点も、共通した特長と呼べそうです。最初のうちは、駅から5キロくらいの範囲を慎重に探してみるとよいでしょう。施設の種別については、介護つき有料老人ホームがずば抜けて多いですが、サービス付き高齢者向け住宅・住宅型有料老人ホームも増えつつあるところです。
































