3つの市が近接するエリアで、良質のケアサービスを受けられます

さがみ野駅は海老名市内にありますが、座間市や綾瀬市との境界線に接近しており、3自治体の住民がさかんに利用している駅となっています。それぞれの市の公共施設にも近いばかりか、あらゆる金融機関の支店や大型商業施設のチェーン店などが林立しており、ショッピングや飲食を楽しむ上では、不満足な結果に終わることはまず考えられません。
発達が目覚ましい駅の常として、バス業界はこのエリアでの営業にきわめて意欲的です。出入り口に沿っておかれたバス乗り場は現在4ヶ所に集積されていますが、相鉄バス・神奈川中央交通が熱心に複数の路線の運営にいそしんでいます。座間市に近いため、座間市営のコミュニティバスが一部乗り入れていることも、この場に書いておくほうがよいでしょう。
さがみ野駅は現在、相鉄本線の終着駅に近い位置に置かれています。2区間先に終点である海老名駅がありますが、この駅ではJRの相模線と小田急小田原線に乗り換えができます。反対方向に乗車するなら、2区間先の大和駅で小田急江ノ島線に乗り換えできますし、そこから4区間先にはいずみ野線の乗り換えできる二俣川駅が待ち受けています。
そして、今名前を出した駅ではすべて、特急が停車するというメリットがあります。さがみ野駅では急行と快速しか停車しませんが、特急を利用するチャンスにはわりと恵まれていることになります。
さがみ野駅は、利用率がしばらく前からあまり変化していません。ただし、長い目で見ると(徐々にではありますが)上がりつつあるという意見があります。21世紀に入ってからの1日あたりの乗降客数を振り返ると、36000人を超えたのは2005年のこと、その翌年には37000人を超え、その後は2009~2011年の3年間を除いてずっと37000人台を記録しています。
さがみ野駅の近辺では、介護付き有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅の活躍ぶりが目立ちます。ただしグループホームや住宅型有料老人ホームのような施設も少しずつ存在感を強めているところですが。駅から近い場所に絞って施設を探しても少数ならすぐに見つけられますし、施設探しをする上では不利な土地柄ではありません。費用の点では少し高めですが、その分穴がまったくないケアサービスを受けられるようになっています。