鉄道と車両どちらでの移動も楽に行えて、将来が楽しみなエリア
2014年に、横浜市直々の開発計画が江田駅周辺エリアを対象にスタートしています。江田駅は東急田園都市線という首都圏全体に多大な影響を与える路線が通る駅です。その駅のそばを国道246号線と東名高速道路が走り抜けているのですから、専門家が開発を希望したくなるのは当然のことでしょう。江田駅周辺は現時点でかなりの発展を果たしていますが、近未来になるともっと華やかで暮らしやすいエリアに変貌している可能性が高くなっているといえます。もっとも幹線道路だけではなく、車両と歩行者がそろって通れる一般的な車道が使いやすいエリアでもあります。江田駅の東口・西口には東急バスと横浜市営バスの2タイプの路線が乗り入れています。特に東急バスの路線が過半数を占めており、行ける方角はなかなか多めです。
東急田園都市線は渋谷区から横浜市を抜けて、町田市・大和市方面まで延びる長い路線です。江田駅の近くで乗り換えによく使える駅となると、なんといっても隣接するあざみ野駅が筆頭となるでしょう。横浜市営地下鉄のブルーラインと接続しており、ここを中継すると市内の各地に行きやすくなるはずです。それから少し距離があるものの、大井町線およびJRの南武線と接続している溝の口駅、こどもの国線やJRの横浜線が乗り入れている長津田駅も、江田駅の近くに住み着いた場合は何かと利用する機会が増えることでしょう。
江田駅の歴史はすでに半世紀近くに達しています。平成に入ってからの利用率は上々で、よその路線が開通した直後のような何か事情があるときを除外すると、乗客数が減ったことはありません。過去10年を振り返ると、2008年度に1日あたりの乗降客数が減ったことがありましたが、その翌年から少しずつ回復しています。
江田駅の近くは、住宅地が過去数十年を通して着々と増設されてきたエリアです。その性質は介護施設にも影響しており、施設の軒数は決して少数ではありません。近年は、介護付き有料老人ホームの進出が目覚ましく、駅からそう遠くない位置にも大きめの施設が建設されています。
そのほか、高齢者住宅やグループホーム、サービス付き高齢者向け住宅なども少しずつ点在しています。いずれのタイプでも、入居一時金か月額使用料のどちらかを控えめな額に押さえられるケースが大半を占めている模様です。建物の外観やインテリア面などについては、ユニークなデザイン性を追求しているところが多いですから、見に行くだけでも価値があります。
















































