曽於市は自然スポットが充実した街。商業施設も比較的多い

曽於市は、日本の鹿児島県東部の街。
2005年曽於郡の末吉町・大隅町・財部町が合併して誕生しました。
宮崎県の都城市と隣接しており、繋がりが深いのが特徴です。
曽於市の人口は2023年の調査によると33,600人。
近年、人口が徐々に下がっている都市ですが、まだまだ3万人以上が暮らしています。
北は都城盆地で、東は鰐塚山地が連なります。
南西エリアにはシラス台地を主とした丘陵地帯が広がり、黒毛和牛や豚の畜産、弥五郎スイカや椎茸、薩摩芋等の果物や野菜の生産が盛んな街です。
ちなみに鹿児島県内では曽於市と伊佐市のみ海がありません。
交通アクセスとしてはJR九州の日豊本線が通っており、北俣駅や大隅大川原駅、財部駅から乗降可能です。
バスは、三州自動車と宮崎交通、そしてコミュニティバス「曽於市思いやりバス」が市内の各エリアを網羅しています。
車道としては、 東九州自動車道が末吉財部ICと曽於弥五郎ICから利用可能。
地域高規格道路である都城志布志道路は末吉ICから乗降できます。
また、曽於市では鹿児島県の指定無形民俗文化財である住吉神社の「流鏑馬」や、熊野神社の「鬼追い」、岩川八幡神社の弥五郎どん祭り等が見られますし、末吉城跡、平松城跡、川内一里塚、興昌寺基地五輪塔、末吉通山宿場跡等の史跡も多数。
花房峡憩いの森、大川原峡、桐原の滝、白鹿岳、花房峡憩いの森キャンプ場、大川原峡キャンプ場等の自然スポットも豊富です。
加えて曽於市役所の周囲や国道269号沿い、鹿児島県道63号・482号・503号沿いにはスーパーやホームセンター、ドラッグストア、大型家具店、書店、衣料品店、飲食店、コンビニ、100円ショップ、家電量販店等が点在。
郊外型の店舗も徐々に増えています。
市内には末吉栄楽公園、大隅総合運動公園、財部城山総合運動公園や、いきいき親水公園、曽於市民プール、末吉総合センター、曽於市立図書館、末吉鉄道記念館、末吉歴史民俗資料館等、公園や公共施設も充実。
医療機関も多く、総合病院「曽於郡医師会立病院」や、内科、胃腸科、整形外科、歯科医院といった個人クリニックがあります。
さらには、「そお生きいき健康センター」や財部保健福祉センター等の福祉施設に加え、メセナ住吉交流センター、大隅弥五郎伝説の里、財部温泉健康センター等の公共浴場も出来ました。
老人福祉施設やグループホームといったシニア用の施設も増えています。
一方、グループホームは入居時の頭金0円・月額利用料10万円未満。
認知症の症状を緩和するためのリハビリや、協力病院による医療ケアが受けられるのが魅力です。