海や山に囲まれた高田駅!都市地域と農村地域が調和した市

高田駅のある高松市は瀬戸内海に面し、歴史は古く鎌倉時代にまで遡ります。
江戸時代には高松城を中心として城下町が形成され、明治維新による廃藩置県によって香川県の県庁所在地となり、1890年には市制が開始されました。
高松市は市形の変化が激しく、明治期以降で合併の回数は8回に上ります。
合併を通して作られた市域は、北が瀬戸内海、南は徳島県の県境に接しており、海や山、川に恵まれた自然豊かな地域となりました。
高松駅を中心とする都市部は観光客も訪れるにぎやかな場所で、一方で郊外はのどかな田園が広がっており、都市機能と農村地域がバランスよく調和した市と言えます。
また、高田駅は高松市の南東にある「琴電長尾線」の駅です。
「琴電」は長尾線のほかにも志度線、琴平線があり、志度線は市の北東部、琴平線は市の南部~南西部を走ります。
高田駅周辺は大型商業施設などの立地はなく、住宅地と田畑が広がる地域です。
主に高松市街地に通勤・通学する人、買いものなどで出かける人が利用している駅で、買いものスポットは形成されず、純粋に交通面での役割を果たしていると言えます。
駅の北東には「香川大学医学部付属病院」があり、鉄道でアクセスする場合は高田駅が最寄り駅です。
ただし、駅から同病院まではやや距離があるので、徒歩で行く場合は時間がかかることを考慮しておきましょう。