高松市民文化センターの跡地が再利用のために工事中です

また跡地の一部は、高松市医師会館の用地としてすでに利用がスタートしています。その中には、夜間急病診療所のようないざというときに頼りになる施設が混ざっています。もともと今橋駅の周囲には、県立中央病院のような定評のある医療機関が集まっていますから、持病などを抱える高齢者であっても安心して暮らせそうです。
今橋駅の近くで、このほかに市民の関心を大いに集めているところといえば、高松競輪場の名前が思い出されます。ギャンブルをたしなむ高齢者には、定期的に大きな楽しみを味わえるのではないでしょうか。
散策をマイペースで楽しめる場所については、杣場川の緑道がおすすめです。よく手入れされた樹木が沿道に並んでおり、静けさや安らぎを手軽に手に入れることが可能な場所です。ちなみに今橋駅は、国道11号線や県道160号線に近い場所に設営されています。
今橋駅は、高松琴平電気鉄道の志度線に所属する駅です。管内で見ると、発着駅である瓦町駅のすぐ隣に所在する駅で、乗客の多くはこの隣駅で乗り換えを行っています。瓦町駅は、長尾線や琴平線への乗り換えができる経由地となっているためです。
反対方向に目を向けると、乗り換えの機会を持てる駅はだいぶ離れないと見えてこないことがわかります。それでも、6キロ以上離れれば八栗駅に到着します。この駅は、四国ケーブルの八栗ケーブルへの中継地点としてときどき利用されています。
今橋駅の周囲は、古くから住宅地として利用されてきました。文教施設がいくつも集まって(閉校となったところが近年ありましたが)いることは、周辺に暮らす世帯がとても多かったことの証拠でしょう。ただし介護施設については、少し意外な印象を受けてしまうほど戸数が増えていません(高齢化については、昔から住んでいる市民を中心に、確実に進んでいるわけですが)。
施設探しをしたくなったら、駅から5キロ、もしくは10キロくらい離れたあたりまで探す必要が出てくる可能性があります。ただし、極端に高額の入居費用が発生する施設は少ないようですから、決して悪いことばかりではありません。