発展がとまらないベッドタウン。倶利伽羅峠で有名です

石川県のほぼ中央部分に位置する、津幡町。
金沢市のすぐ北に立地しているほか、かほく市と羽咋郡の宝達志水町、同じ河北郡に属する内灘町と隣接しています。
東側の県境を挟んで、富山県の小矢部市・高岡市と向かい合っています。
町域の大半は山林地帯で占められているため、市街地などは主に西側につくられてきました。
森林浴に向いている場所が豊富なため、森林セラピー基地の認定を受けています。
津幡町にはかつて、北陸道の宿場町が置かれていました。
現在は小学校が設立されている場所は、戦国時代末期まで津幡城が建てられていたことが数々の史料から明らかになっています。
石川県との県境付近にある倶利伽羅峠は、平安時代末期に源氏と平家の戦が行われたことで有名です。
山に建立されている倶利伽羅府不動寺にある不動尊は有名で、日本三大不動尊のひとつに数えられているほど。
県外からも年間を通して、たくさんの参拝客が集まっています。
数々の観光資源を抱える津幡町ですが、その中でひと際目立つのがひまわり村。
20年ほど前に、干潟の干拓地につくられた施設で、夏休みの時期になると30万本を超える大量のひまわりがいっせいに開花し、見事な景観に。
展望台が設置されているため、ご高齢の方でも簡単にご利用いただけます。
このほか、著名なツバキの古木が保護されていることで知られる祐閑寺は一度訪れる価値のある寺院です。
津幡町で列車を用いた遠出をお考えになるときは、JRの七尾線・IRいしかわ鉄道線・あいの風とやま鉄道線をご利用できます。
路線バスについては、北陸鉄道のサービスのほか公営のコミュニティバスが発達しています。
コミュニティバスは、津幡町の路線およびかほく市が運営する路線をご利用可能です。
幹線道路については、月浦白尾インターチェンジ連絡道路や、国道8号線・159号線などが便利です。
金沢市・かほく市に近いため、津幡町は昭和後期に入るとベッドタウンに選ばれるようになりました。
よって、人口は一貫して成長しています。
2023年の時点で3万7,508人というデータが残っています。
同年の高齢化率については25.0%と発表されています。
津幡町で介護施設をお探しになる場合は、グループホームがいちばん見つかりやすい状態です。
そのほか、サービス付き高齢者向け住宅や介護老人保健施設などにご入居できる機会があるでしょう。
医療相談が必要なときは、河北中央病院などがおすすめです。