少し広い範囲で探すなら、施設はいろいろと出てきます
宍戸駅が誕生したのは明治前半のことでした。すでに120年を優に上回る歴史を持っています。あまり知られていないことですが、実は誕生したばかりころは今とは違う名前(「太田町」という駅名でした)で運営されていました。今世紀に入ってからの最大の変化は、列車が発車する際のBGMの導入でしょう(「東洋メディアリンクス」が関与して楽曲を決めました)。導入されたのは2009年からです。駅の周囲には空地がかなり多く、初めてこの界隈を訪れた人は通常、空地と人家が立ち並ぶエリアが混在しているという第一印象を持ちます。駅の北側と南側はどちらも、しばらくまっすぐに進んでいくとやがて山林地帯にぶつかるという共通点があります。その南方にある山地については、北関東自動車道がその手前を通り抜けています(インターチェンジも存在します)。このほかに幹線道路を探すなら、国道355号線が宍戸駅エリアから探すと近くて使いやすいでしょう。宍戸駅は、JRの水戸線の管内にある駅です。終着駅である友部駅と隣接しており、この隣駅を経由して常磐線に乗り換えできます。ちなみに水戸方面だけに限っては、直通運転が部分的に実施されています。そして発着駅である小山駅まで出向くと、2種類の在来線(両毛線・宇都宮線)および東北新幹線への乗り継ぎが可能となります。そのほかに乗り換え場所を求めるなら、8区間離れている下館駅が該当します。この駅は、関東鉄道の常総線および真岡鐡道の真岡線と接続しています。宍戸駅の利用率は、だいぶ昔から下がり続けていると推定されます。少なくとも今世紀に入って以後は、一貫して下がっています。1日あたりの乗客数を算出すると、2003年に600人以下に落ちていることがわかります。その8年後には500人以下に落ちています。笠間市は今世紀に入ったころから人口の成長が止まり、減少に転じています。そのような世相を背景に、宍戸駅がある地域では介護施設の増設が進められてきました。駅から近い範囲で探すことは簡単ではありませんが、2~7キロくらいのエリアであれば施設を見つけられる確率はけっこう高まるはずです。ただし公営の施設は、慢性的に待機者が多いという問題点があることに留意しましょう。民営の施設でいちばん多いのはおそらくグループホーム。それを除外して考えるなら、サービス付き高齢者向けが昨今は増えています。入居コストは安いことが多いです。10万円前後の月額使用料でOKという事例がたくさんあります。





























