山に近づいていただくと、桜やすずらんの花が美しいです
2012年に、駅舎全体の高架化工事が完了したばかりの岩間駅。それと同時に、東西を貫通した自由通路や新しい出入り口が一般開放されました。このほか、発着時のメロディが変更されています。笠間市ゆかりの著名人である坂本九の楽曲「幸せなら手をたたこう」と「レットキス」が採用されました。
岩間駅は、常磐自動車道や北関東自動車道に囲まれた場所にある駅です。駅前にてご利用できる路線バスは、茨城交通で運行されています。岩間駅の周辺は、一般的な住宅街が広がっています。駅からまっすぐ西方向には山々が連なる自然豊かなエリアです。
もともと市内は山林地帯が多いのですが、この駅の周囲もその例外ではありません。これらの自然が数々の楽しみをときおりもたらしてくれます。たとえば、茨城百景に選出されている愛宕山では、春になると桜がいっせいに開花します。また、難台山のふもとにはすずらんの群生地があります。すずらんはもともと、旧西茨城郡岩間町の象徴と考えられていた花。そのため、地元民にとっては思い入れが深い風景となっています。
岩間駅は、JRの常磐線に所属する駅です。すぐ隣に友部駅があります。この隣駅では水戸線へのお乗り換えができます(部分的に直通運転が実施されているため、一時下車しなくて済むチャンスがあります)。友部駅から20キロ以上お進みになると、水戸駅に到着します。水戸駅では水郡線および鹿島臨海鉄道の大洗鹿島線への乗り継ぎができます。
岩間駅の利用率は、今世紀に入ってから徐々に低下しています。1日平均の乗客数を振り返りますと、最後に1600人を超えていたのは2001年だったことがわかります。その5年後までは1500人を超えていました。2010年代に入ると、1400人を切る年ばかりが確認されています。
岩間駅を起点として介護施設をお探しになる場合は、駅から6~7キロくらい離れたあたりまで、じっくりとご覧になることがポイントでしょう。もっとも、駅の近所に施設が見当たらないという意味ではありません。駅から徒歩10分以内でアクセス可能な施設は、若干数であれば簡単にお探しいただけるはず。しかし遠隔地にも、見どころを持つ施設は点在しています。
施設の種別に関しては最近、サービス付き高齢者向け住宅が多くなっている傾向にあります。料金面でも、月額使用料が10万円前後の事例や入居一時金がまったく発生しない事例があります。費用対効果の面でも優秀です。


























