パノラマ
著名な海水浴場および著名な海浜公園の近所です
2010年から駅構内のリニューアル工事が行われた、阿字ヶ浦駅。スロープの設置といったバリアフリー化を含んだ工事だったため、高齢者や身体障害者の移動が一気に楽になったといわれています。阿字ヶ浦駅の近隣の特徴といえば、なんといっても県内で指折りの海水浴場として知られていることでしょう。毎年夏休みのシーズンになると、県の内外からおおぜいのレジャー客が殺到します。実際に、駅から歩いて数分の場所に駅と同名の海水浴場が設営されています。このような環境のため、駅の近くには旅館や民宿が以前から建てられています。国営の海浜公園に近いこともこの地域の知名度を高いものにしています。この公園は、夏以外の時期に訪れても見どころがたっぷりとありますから、いつ散策しても楽しいところです。なお、この公園を目的地とする無料のシャトルバスが運行されることが（１年に数回程度ですが）あります。このような事情を背景に、阿字ヶ浦駅から公園までを新たに結ぶ延伸計画が持ち上がっています。ちなみに阿字ヶ浦駅の前にて乗り降りできる一般の路線バスは、茨城交通ないし市営のコミュニティバスが運行しています。阿字ヶ浦駅は、ひたちなか海浜鉄道の湊線の管内にある駅で、現在は終着駅という立場になります。湊線は駅数が現時点で10しかないため、乗り換え場所は発着駅である勝田駅だけとなります。湊線の利用者の大半は、勝田駅で降車してJRの常磐線に乗り換えています。阿字ヶ浦駅は、時期によって利用率が著しく変動する駅です。年間の累計乗客数を調べると、2000年代の初頭は連続して減っていた様子がうかがえます。2004年に２万人を切りましたが、2006年度に増加に転じ、若干の回復ぶりを示しました。阿字ヶ浦駅の周囲は、定住している人口の割合が高いエリアだとはいえません。介護施設を調べたいときは駅から近い範囲に絞って探すことはおすすめできません。最初から、駅から10キロくらい遠ざかったところまでじっくりと調べるほうが賢明でしょう。現在の阿字ヶ浦駅の近隣でいちばん多そうな施設は、おそらくサービス付き高齢者向け住宅でしょう。その次に多いと思われるのは住宅型有料老人ホームです。基本的に地価や物価が高いエリアから距離があるため、入居料金が高くつかないチャンスがあります。たとえば月額使用料について探ると、20万円未満のところをしばしば発見できます。うまくいったときは、10万円以内というところにやすやすとめぐり会えるでしょう。 画像の一部はwikipediaから引用しています
