水と緑が豊かな町。観光資源が多く、TVドラマの撮影も多いです

茨城県の北西端に位置する、久慈郡大子町。
北部は福島県と接しており、県境の向こうは東白川郡の矢祭町・棚倉町です。
西部は栃木県と接しており、大田原市・那須郡那珂川町と隣接しています。
県内では、常陸太田市・常陸大宮市と隣接しています。
町のほぼ全体が緑に覆われており、山の合間にある低地に市街地などが集中しているのが特徴。
町の経済は、主として農業と観光業で成り立っています。
登山家の間で有名な山に、北端に位置する八溝山や南側にそびえる生瀬富士があります。
観光客の間で根強い人気があるのは、旅行客向けのリンゴ園や温泉郷でしょう。
町内には、大子温泉や袋田温泉、塩ノ沢温泉などかなりの温泉街がつくられてきました。
日帰りでお気軽に楽しんでいただける入湯施設は各地に点在しています。
交通の便が良いところも少なくありません。
大子町は1996年に、水の郷百選に選出されました。
町内には実際に、水源にまつわる名所が山のようにあります。
日本三名瀑に数えられる袋田の滝や、裏側から姿をお楽しみいただける月待の滝がその典型でしょう。
名水百選に選出された、八溝川湧水群も見ものです。
大子町を代表する観光名所に、町立上岡小学校の跡地があります。
明治期に建造された校舎が今も保存されています。
この跡地を利用してNHKの朝の連続ドラマ「おひさま」や「花子とアン」の撮影が実施されたため、放映が開始されるとかなりの反響を巻き起こしました。
大子町の交通事情です。
鉄道については、JRの水郡線の駅を5ヶ所ご利用できます。
路線バスについては茨城交通のサービスをご利用できるほか、町営のコミュニティバスに無料でご乗車可能です。
ちなみに茨城交通は、東京都内に直行する高速バスの運行も担当しています。
道路事情については、国道118号線や461号線が通行料の多い車道です。
大子町駅の人口は、減少傾向が続いているところです。
2023年の調査結果を確認しますと15,444人と報告されています。
高齢化率に関しては2023年の時点で47.5%というデータが発表され、ほぼ2人に1人が高齢者との結果になりました。
今から大子町で介護施設にご入居予定の場合は、グループホームや特別養護老人ホーム、介護老人保健施設あたりが比較的探しやすいでしょう。
また、住宅型有料老人ホームが徐々に数を増やしているところです。
月額使用料が10万円に満たない格安の施設から、デラックスな設備やサービスがついてくる高額な施設まで、選び放題となっています。