歴史的景観が保存されている区画があります
2011年の春にバリアフリー関連の工事がひと段落した高砂駅。エレベーターや多機能トイレのような設備の新設・増設が実行されています。ホームをつなぐ地下の連絡通路には、市内に立地する高砂高校の美術部の生徒が制作した壁画が展示されています。駅の周辺で名所といえるスポットは、高砂神社の名前があがるのが多いでしょう。能楽や謡曲の舞台になったという伝説が残っています。そして、昭和の雰囲気を鮮烈に残している、梅ヶ枝湯と呼ばれる有料の入湯施設も有名です。大ヒットアニメ映画「千と千尋の神隠し」を彷彿とさせる銭湯として若い世代の間でも人気を博しています。なお駅は加古川の川岸にきわめて近い位置にあり、河口および瀬戸内海もあります。海岸地帯は工業化されていますが、高砂駅からまっすぐ南に進むと工場地帯に出くわします。高砂駅は山陽電鉄本線の管内にある駅です。特急の大部分が停車する駅に、現在選ばれています。手近な乗り換え場所と呼べるのは、おそらく9区間先に登場する飾磨駅でしょう。この駅は網干線と接続しています。さらに3区間進むと、終着駅である山陽姫路駅に到着します。山陽姫路駅はJRの各線(神戸線・姫新線・播但線・山陽新幹線)への中継地点として盛んに使われています。反対方面を目指すときは20キロ以上先に出てくる山陽明石駅がいちばん近い乗り換え場所です。この駅で降りても神戸線への乗り換えが可能となります。高砂駅の利用率は、昭和末期が絶頂期だったという意見があります。実際に平成に入ってからは下降線をたどってきました。1日平均の乗客数は、1992年を最後に6000人以下となっています。その後2003年に4000人を割りました。その後は減少するスピードが落ちているものの、2010年を過ぎると3500人を切る年が報告されています。高砂駅を起点として介護施設を探したくなったときは、駅から3キロ以内をめどに探してみてはいかがでしょうか。駅から1キロ以内にこだわる場合は、歩いて10分くらいの時間でアクセスできる施設が数軒なら見つけられるでしょう。ただし、定員にあっさりと達してしまう可能性があることは否めません。施設を特に見つけやすくなるのは駅から2キロ離れたあたりからとなります。施設の区分については、高齢者住宅やサービス付き高齢者向け住宅が最近、多い傾向になっています。介護付き有料老人ホームも徐々に件数を増やしています。












































