加古川の名所のひとつ「闘龍灘」の力強さは圧巻です
滝駅は2013年の夏の盛りに、開業からちょうど1世紀となる節目の日を迎えた滝駅。もっとも当初は「仮滝野」という名前でした。その後まもなく、停留場に変えられたというユニークな歴史を持っています(再度、駅に昇格したのはおよそ30年後のことでした)。
駅がある場所は、加古川の西岸です。川の両岸に沿って細長く、集落がつくられています。市内の中心市街地に向かうには、駅から南下していただく必要があります。滝駅の近辺で、幹線道路を用いた遠出をお求めになる場合は西脇バイパスや中国自動車道をお使いになることがおすすめです。
地域を代表する名所と呼べるのは、おそらく闘龍灘でしょう。ここは、川底のおびただしい岩石のために、激しい流れが竜の躍動のようなダイナミックな景観を見せる場所です。その周りにはたくさんの民宿が営業しています。
滝駅は、JRの加古川線に所属する駅です。管内では、5区間先にある粟生駅がいちばん近いお乗り換え地点となります。粟生駅では、北条鉄道の北条線や神戸電鉄の粟生線をお使いになれます。粟生駅から6区間お進みになると、発着駅である加古川駅に到着します。加古川駅では、神戸線へのお乗り継ぎができます。反対方面では、終着駅である谷川駅が唯一のお乗り継ぎ場所となります。谷川駅まで足を伸ばしていただくと、福知山線のご利用が実現します。
滝駅は、第二次世界大戦の数年後から、職員が派遣されない体制に入っています。駅の利用率は以前から低いことは間違いありません。1日あたりの乗客数を計算しますと、今世紀に入ってからしばらくの間は毎年50人以下を記録していたことがわかります。とはいえ2010年代に入ると、50人を超える年が相次いで確認されています。この結果には、土曜日の列車の停車本数などが影響しているかもしれません。
高齢者住宅・サービス付き高齢者向け住宅・グループホーム・住宅型有料老人ホームのような種類の施設が多い地域になっております。料金体系は施設によって異なりますが、変動制を採用しているところのほうが多いようです。





