椎名麟三の小説の舞台になった駅だといわれています
西新町駅は、この10年でずいぶんと様子が変わりました。西新町駅を含めた区間全体で高架化工事が決定したことがそのきっかけです。2007年から本格的に開始されたプロジェクトは、2015年の上半期が終わるころに完了となりました。西新町駅がある場所は、明石川の河口付近です。川から見て西岸に開けた住宅地です。川を挟んだ向こう岸には明石城および明石公園の広大な敷地が広がっています。そのほか、密蔵院や無量光寺、善楽寺など寺社仏閣がわりと多めにたてられている土地柄です。駅から南進して河口に近づくと、望海浜公園にぶつかります。そこから西に、海岸に沿って進むと林崎漁港にたどり着きます。西新町駅は、国道2号線や県道718号線に近い位置にある駅。駅前にはバス乗り場が設置されていませんが、これらの幹線道路にアクセスすると乗り場が見つかります。特に2号線のほうは系統がたくさん用意されています。これらの路線の供給元となっているのは、神姫バスです。西新町駅は、山陽本線に所属する駅です。管内では特急などが停まらない駅に含まれています。しかし隣の山陽明石駅で一時下車して待てば、直通特急などに乗車が可能です。山陽明石駅は、JRの神戸線への乗り換え場所としても使われることが多いです。反対方向では、しばらくの間乗り換えの機会がある駅は登場しません。しかし飾磨駅まで行けば網干線への乗り換えが可能です。終着駅である山陽姫路駅まで行くと、神戸線のほか播但線・姫新線・山陽新幹線を一度に利用できます。西新町駅の利用率が高かった時代は、数十年前に終わっています。その後、前世紀が終わったころまでずっと低下していました。2000年代半ばからしばらく、1日ごとの乗客数が2000人以下で推移していましたが、2010年代に入るとやや回復しており、2000人を超える年が連続しています。西新町駅がある場所は、介護施設を探す上では残念ながら、まだ有利な状況ではありません。駅の近くだけを探すよりは、距離のあるところまで注意を向けるようにしたほうが良いでしょう。駅から4~5キロ程の距離をもれなく探すだけでも、定評のある施設にタイミングがあれば入居可能でしょう。施設のタイプに関しては、住宅型有料老人ホームや介護付き有料老人ホームなどがあげられます。入居料金については、安い施設と高い施設のギャップが非常に激しいのが特徴です。



























































